今日は5月臨時議会でした。
平成24年4月9日に専決された6億円の「災害廃棄物受入検討調査費」について、
議案質疑をし、知事や環境部長から答弁を受けました。
専決処分なので、この6億円は議会の議決を経ずに予算を執行することができます。
(執行した金額は、結局は約1億4237万円で、執行率は23.7%)
県民の皆さんがさまざまな懸念をもってみえる案件に対し、
専決処分が行われ、
議会に説明がなく審議もできなかったことは、
私たちとしては遺憾なことです。
議員として住民の皆さんに説明することもできなくなります。
議員のもとにも、災害廃棄物の受け入れに関してのさまざまなご意見が寄せられています。
被災地への支援も必要ですが、放射能に関して県民の皆さんの安心につながるような情報の提供も必要です。
議案質疑としては、災害廃棄物の受け入れに対し、
県民の方の安心や安全確保のために、
県の市町村の連携、そして、知事が先頭に立って自治体や県民の方に説明をすることを求めました。
県や知事からは、今回の検討調査費を使って具体的なデータを得、
それをもとに自治体や県民の方に説明をしていくということや、
知事も説明に加わるといった答弁でしたが、
これまでの経過や「県が主体となって」と力強く言ってみえる分、
市町村との乖離が無ければいいがと懸念します。
三重県では、県と市長会や町村会と合意書や覚書が交わされています。
災害廃棄物に関して県民の皆さまが不安に思ってみえることに対し、
「放射能」についての理解を深めることも含め、
まずは情報をお示しすることが大事だと考えています。
私たちもまた、被災地支援と県民の皆さまの安心安全の両輪で、情報収集と提供に努めてまいります。
そしてその情報を、6月からの議会の審議に活かしていきます。
さて、今議会で、平成24年度、私の所属する委員会等が決定しました。
★文教委員会
★名古屋競輪組合議会
★議会運営委員会 です。
一部事務組合や議会運営委員会に所属するのは初めてなので、どのようになっているか、
今後ご報告いたします。
文教委員会については・・・
先日設置された懇談会の動向が気になります。
それにしても今日は・・・
これまで全会一致で提出していた決議が、なかなか全会一致とならず、
5月臨時議会としては、最長かもしれない議会となりました。