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2012年10月23日火曜日

ICTを利活用した協働教育

今日は、大府市立東山小学校の公開授業を参観してきました。
東山小学校は、総務省の「フューチャースクール推進事業」と文部科学省の「学びのイノベーション事業」の実証実験校になっていて、
全学年の児童に一人1台、タブレット型パソコンが配布されていました。

これは、夏に視察した韓国のデジタル教科書を取り入れた研究校よりも進んだ状態でした。
(韓国では同じ学校の中に、デジタル教科書を使っている学級と、使っていない学級を設置し、比較して効果のほどを検証しようとしていました。)

授業に関しては、
今までと同じように黒板にもしっかりと板書が書かれ、パソコンは補助的な使われ方で、
先生方が、パソコンを効果的に使うために、苦心された様子が良く分かりました。

児童の様子としては、
1年生も上手に操作していました。
また、ICTを利活用して「児童がお互いに学び合い、教え合う」協働教育を進めるということで、
パソコンの画面を見せ合いながらの話し合いなど熱心に取り組んでいました。

ただ、予算や技術的なこと、子どもたちの健康などに与える影響など、
ICTが学校現場に広く入っていくまでには、まだまだ多くの議論や条件整備が必要だと感じました。