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2012年12月22日土曜日

責難は成事にあらず

「責難は成事にあらず」
選挙後に、この言葉を友人からのメールで知りました。

友人がこの言葉をどのような意味で書いてくれたのか、
2通りの解釈があるかなと思いながら、確認していませんが、
意味については、インターネットで調べてみました。

小野不由美氏の『十二国記シリーズ』(古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー)の中の『華胥の幽夢』という作品に出てくる言葉だそうです。
意味は、
「人を責め、非難することは何かをなすことではない」。

インターネットのこの言葉に関する書き込みの一つには、
非難することとと「負の感情」との関連、
「相手を切り刻んだことによる小さな自己満足と、その陰でうごめき続けている不足感」
そして、憂さを晴らすために、
「否定的な思考による価値の切り下げなど、簡単にできること」との言葉もありました。

また別のブログには、
「対案は出せなくても相手が間違っていると思ったのならどんどん指摘すればいい。」
しかし、
「相手を批判しているうちに根拠もなく、自分の考えは正しいと思いこまないようにすること」が大事と。

私たちは、間違いを指摘することが仕事の一つです。
また、先の代表質問では、建設的な意見を加えようと提言的な内容も発言しました。

今の社会は「負の感情」が多くなっているのではないかと感じています。
そうした中で、考え、動いてはいますが、
どのように「成事」に結び付けていくのか、大変に難しいところです。
しかし、なんらかの形で「成事」に結び付けていかなければなりません。