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2013年6月15日土曜日

富山小・中学校、統合へ

今朝の新聞で、富山小・中学校が、来年度末で統合となり、
富山地区から学校が消えることを知りました。

富山小・中学校は北設楽郡豊根村富山地区(静岡県・長野県との県境です)にあり、
 僻地教育の状況を視察させていただくために、これまで2回お邪魔したことがあります。

豊橋駅からでもとても遠くて、
でも、自然いっぱいの中、子供たちは元気で、
地元の方が皆さんで子供たちを支えていることや、
先生方が少ない人数ながら工夫して授業をしてみえ(複式学級です)、
学校の原点を感じました。


しかし山の上に建てられた校舎は、確かに危なっかしい感じで、
給食の材料を運び上げるのに、ゴンドラリフトを使っていたり、
校舎の一部は宙に浮いている感じのところもあったり、
去年、お邪魔した時は雨が降っていて、下の道から学校に登っていく階段も大変でした。
でも、山の上にそびえ立つ学校は、まさに地域のシンボルでした。

地元の方にとって、学校が無くなることは、本当に残念でいらっしゃると思いますし、
私も今日の新聞を読んで残念でした。
富山地区の子供たちはとても少なくなっているようですが、幸せな成長を祈り、
愛知県の僻地教育を応援していきたいと思っています。