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2014年1月30日木曜日

四国こどもとおとなの医療センター&子育て王国・鳥取県

児童虐待防止の条例案策定の参考になることを求めて、
香川県の「四国こどもとおとな医療センター」と「子育て王国」鳥取県に調査に出かけてきました。

「四国こどもとおとな医療センター」では、病院内に「育児支援対策室」を設置。
育児支援や児童虐待に関心をもつ病院とのネットワーク作りなどで、児童虐待にも取り組んでいました。
また、患者さんと医師との信頼関係を崩さないように配慮し、子どもを継続して見守っていくことを大切にしてみえました。

病院自体も、新しいだけでなく、内装や外観にも絵が施され、子どもも大人も癒される明るい病院となっていました。

鳥取県では、
①「子どもの心の診療ネットワーク整備事業」、②2月議会に議会に提出される「子育て王国とっとり条例」、③児童虐待への取り組みの3点について話を伺いました。

①の事業では、症例検討だけでなく、鳥取大学病院との連携により「子どもの心の診療と支援に関する医学講座」などが開催され、県内での関心度が高くなってきている様子がうかがわれました。
②の条例は、基本的な考え方を明らかにし、県、市町村、保護者、子育て支援団体などの責務・役割を明確にし、協力して取り組めるようにするものです。
 特に支援が必要な子どもや家庭への支援の条に児童虐待の防止が入っています。
③虐待防止関係では、児童相談所や児童養護施設に、県独自に人を配置したり、施設卒業後のバックアップをしたり、と、よく頑張ってみえるなという印象です。

調査内容の全ては書き切れませんが、教えていただいたことを、愛知の子どもたちのために活かしていきたいと思っています。

 調査にご協力くださった皆様、ありがとうございました!