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2014年3月31日月曜日

岡山 犯罪被害者支援&ESD関係 調査

年度末です。
議会も終わり、来年度に向けて、岡山県・市に調査に伺いました。

あるセミナーで、岡山県では、性犯罪被害者への支援が充実しているとの話を聴き、
まず岡山県警で調査させていただきました。

岡山県では「岡山県犯罪被害者等支援条例」が策定されており、
警察と産婦人科医会が協定を結んで、性犯罪被害者への支援を行っています。
こうした体制ができるまでには、ご苦労もあったようですが、
今は、条例を後押しとしてネットワークを構築し、支援体制が充実したものとなっていました。
その具体的な取り組みを知ることができました。

次には、愛知・名古屋と役割を分担して「持続可能な開発のための教育(ESD)のユネスコ世界会議」を開催する岡山市で調査させていただきました。

ユネスコスクールや、公民館(Community Learning Center) を中心とした取組、RCE(ESD推進の拠点地域)活動、など、ESDを推進していくための色々な国際会議が岡山市では開催されます。
岡山市では、特にESD推進のための公民館活動(CLC活動)が特徴的であるとお話を伺いました。

そしてその次に伺ったNPO法人COINN(岡山県国際団体協議会)で、CLC活動の背景を知ることとなりました。
COIINNが1990年代から取り組んできた取り組みであることや、岡山県では国際貢献の条例があったことが、推進力になっていたことなどを伺いました。

COINNが考えるESDが目指す新しい社会に必要なこととして、
「適量生産・適量消費」、「持続可能な自由・民主主義」、「共感」、「代替案的思考力」、「合意形成能力」などが示されており、
ESDを進めるヒントをいただいてきました。

今回、岡山では、条例が推進力をなった2例を伺うこととなりました。
先日は、児童虐待防止の条例を議員提案で策定しましたが、
今後、また愛知県に必要な条例が策定されていくよう、取り組んでいきたいと思います。