11月10日、ESD世界会議、
持続可能な開発のための教育のための10年、最終年会合が、
皇太子、皇太子妃のご臨席のもと、開会しました。
ユネスコのボコバ事務局長からは、
「地球は、需要の限界にきている。今こそ行動が求められている。
恒久的平和、持続可能な開発のためには、人の中に砦を築くことが必要であり、
そのためには、まず教育が重要である。」旨の挨拶がありました。
ボコバ事務局長はきれいな赤のジャケットでしたが、
グリーンな社会、グリーンな市民など、「グリーン」がキーワードで幾度も出てきました。
私もイメージカラーとして使っている「グリーン」です。
また、子ども会議では、愛知の子どもたちが閉会宣言で、
地球を使い尽くす生活をしている現状に対し、
「大人、いい加減にしろ!
と、言いたいところだが、済んだことは仕方ない。これからが大事。」
「未来を考えるのは楽しいことだと学んだ。」
「考え、伝え、行動していく。」
と訴えていました。
思いが伝わる素晴らしい宣言でした。
若い人たちに期待しつつ、私たち大人が責任を果たしていかなければ!
ESD世界会議の最後には「あいち・なごや宣言」がまとめられるそうです。
ESD=Education for Sustainable Developmentの世界会議の成果を持続可能にしていくことが大事です。