2020年3月26日木曜日

「to you」別れの季節に ~2月議会を終えて

3月25日、無事に愛知県議会の、2月定例会を閉会することができました。

議会としては、新型コロナウイルスへの対応が必要な県の職員の方々には、議会対応については臨機応変にしていただけるよう配慮するとともに、
私たちも感染症に気を付けながら、議会がしっかりと機能するように過ごしてきました。

そして、新型コロナ対策として、令和元年度の補正予算で中小企業への融資や生活資金の貸付などを可決するとともに、令和2年度の当初予算として、一般会計2兆5,722億余円、特別会計1兆3,553億余円、企業会計2,546億余円を可決しました。

また、今議会では議員提案条例で「主要農作物の品種の開発並びに種子の生産及び供給に関する条例」を制定しました。
国が種子法を廃止した後にも、県で農作物の種子を守るためのものです。
地域の種子を守っていかなければ、特定の大企業に種子の独占をされてしまう懸念もあるからです。

さて、2月議会が終わると、人事の時期です。
新型コロナウイルスの影響で、いつものようなお別れができず、一層寂しいお別れになる方もいらっしゃると思います。
子どもたちや学生さんたちも、いつものような卒業式や修了式ができずに、寂しい別れになったのではと思います。

そうしたことを思っている中で出会った、一曲。
ジャニーズWESTさんの「to you」
分かれの場面の曲ですが、未来へのエールがいっぱい詰まっている感じです。
卒業生を送る会などにはぴったりではないかなと。

切ない別れも含めて、今はみんなが我慢の時。
新型コロナの早期の終息を祈るばかりです。

2020年3月10日火曜日

令和2年2月議会議案質疑 新型コロナウイルスでの休校に関連して

2月19日から始まった2月議会。
 来年度の予算の審議とともに、新型コロナウイルスに関する情報交換や議会としての対応など、バタバタ感の議会となっています。

そうした中ではありますが、議会はさまざま配慮しながらも、粛々と進める方向となり、昨日は私も来年度予算に関する議案質疑を行いました。

歳出第9款教育・スポーツ費のうちの教育免許事務費、小学校教職員費、および中学校教職員費に関して、小中学校の常勤講師不足、講師不足と関連して教員免許更新制について質問しました。

愛知県(除:名古屋市)の常勤講師不足は今年度最大で178人。
学校に必要な人が配置されない状況では、多忙化解消とは程遠いと言えます。
また、教育人材の不足については、教員免許更新制に講習を受けられる人の制限や負担感があることにより、免許更新がされていない、また教員免許をとらない人が増えることが想定されることから、制度への対応を求めました。
全国的にも少し動きが出てきているようですので、この制度が変わっていくことを求め続けていきたいと思います。


また、今回の質問では、新型コロナウイルスの休校に伴う課題(未履修、子どもたちの生活の乱れ等)も教育委員会に提示し、学校や子どもたちへのサポートを求めました。
学校は大変な忙しさの新年度になります。

新年度がどのように始まるかが不透明な状態でありますが、教育委員会としては、せめて教員の配置などでは、万全な体制で新年度に臨めるように取り組んでもらいたいものです。

さて、今日、全日制公立高校の入試が終わりますが、新型コロナの影響での追試験は行わなくてよいようです。良かったです。