昨日、連合愛知の「女性リーダー養成講座」で、「子どもの貧困」のことを話題に入れて少し講演をさせていただきました。
そしたら今日、インターネットのニュース欄に「子どもの貧困」の話題が。
5月29日に「先進国の子どもの貧困」について、ユニセフ本部が発表したことを受けての記事でした。
日本の子どもの相対的貧困率は、OECD35か国中、9番目に高い貧困率で、一人当たりGDPが高い先進諸国20か国中でも上から4番目、つまり国際的に見ると日本は貧困率が高い国なのです。
相対的貧困とは、社会において当たり前と思われていることをするのが困難な生活水準のことで、社会の標準的な所得の50パーセント以下しかない世帯のことです。
なぜこの話を女性リーダーの会で話したかというと、子どもの貧困率が高い世帯の多くが母子家庭だからです。
しかも働いていても貧困から抜け出せない母子世帯が多いことから、女性の働く環境がまだまだ厳しい現実があることを伝え、女性リーダーとして現状を改善していく一翼を担っていただきたいと思ったからです。
日本では7人に1人の子どもが貧困であるということを、もっとみんなで認識し合えることが必要です。