多くの日系企業が進出しており愛知の海外情報センターが設置されるタイと、
愛知県がサポートデスクを設置しているベトナムに、
県議団の仲間と調査に行ってきました。
愛知県の産業の、海外での展開支援についての調査が主な目的で、
JETROバンコク、JETROホーチミン、
そして1月11日にオープンしたばかりのイオンモール・タイフーセラドンでの調査や、
ホーチミン市法科大学に設置された日本法教育研究センターの茅本特任講師や留学生や留学生OBとの意見交換会、
などを行ってきました。
バンコクのデモが心配でしたが、
移動も鉄道を使えば特に問題はなく、そんなに緊張した感じではありませんでした。
ただ、大音量の集会が行われ、反政府のグッズが売られ、また、この混乱の落としどころが見えないという状況だということです。
調査によれば、製造業もさほど影響はないそうですが、
タイの観光産業には大打撃!
ホテルは稼働率が2割くらいまで下がったそうです。
こうした混乱はあっても、全体としてはタイ経済が堅調に推移する中、人出不足が深刻とのこと。
ベトナムを含め、タイ周辺の国に労働力が求められています。
そうした中で人材をいかに育成していくのかに関心をもちますが、
ベトナムでは、未だベトナム戦争の影響で先生自体の人材が不足しているとのことでした。
そうしたことを補うためか、進出企業に対する税率の優遇も、教育や職業訓練などの企業への税率が一番低いものとなっていました。
やっぱり肝となるのは、教育だと感じました。
愛知の産業のアジアでの展開については、JETROやイオンでのお話などから、具体的なヒントをいただいてきました。
留学生の方との話からも方向性が見えてきました。
ホテルで間違えてエビアン水のペットボトルを開けてしまい、1100円も払うことになってしまったこと、
ベトナムのダイソーは40000ベトナムドン(約200円)だったこと、
などなどのアジア事情も含め、色々と見て、感じて、刺激を受けました。
調査したことがつながっていきます。
これからの仕事に活かしていきます!