久屋大通公園では連合愛知のメーデーが行われ、私も参加してきました。
今回は、例年採択されるメーデーアピールだけでなく、
「労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議」も確認されました。
失業率は改善されているとは言え、非正規の雇用が増えています。
また、政府が進めようとしている「労働者派遣法」の政府曰く「改正」で、一層、安定した雇用が得られない人が増えようとしている現状の中でのメーデーです。
特別決議には、以下のような文言が盛り込まれています。
「労働者保護ルールは、働く者が人たるに値する生活を営むための最低限のルールである。それに“岩盤規制"のレッテルを貼り、経済成長の足かせだと非難することは言語道断だ。国民の雇用不安・将来不安をあおり、経済の好循環を逆光させるものである。」
「不当な解雇でも職場復帰の道を閉ざす“解雇の金銭解決”や解雇しやすい正社員を増やす懸念のある“限定社員”制度の普及、長時間労働を誘発するおそれのある“ホワイトカラー・イグゼンプション"の導入・・・」
「また、国会では“生涯ハケン"で“低賃金”につながりかねない労働者派遣法の改悪審議も始まろうとしている」
特にこれから働く期間が長い若い人たちに、こうした状況を知っていただきたいものです。