
正庁は、
天井の菊の紋、ご真影を飾っていたという正面の設え、など、
戦前からの愛知県庁の歴史が残されている部屋ですが、
これまで本来の意義にみあった活用がされてこなかったのを改めて会議などに使うようになり、歴史を感じながらの会議となりました。
今日の教育懇談会の意見交換は、
「児童生徒の市民性・社会性を高めるシティズンシップ教育のあり方」についてでした。
総務省・文科省からの、高校の先生に対する政治教育への中立性を求める通知などに対し、
出席者の方々からは、危惧の言葉もありましたが、
知事からは行き過ぎない範囲で、学校現場で自由に行うことが大事との姿勢が示されました。
シティズンシップ教育全体については、参加型民主主義の価値の認識、多様な意見を認めること、基礎的な知識の重要性などなど、他の課題にもかかわる、さまざまなキーワードが出されました。