終戦記念日の今日は、例年、宮の渡し公園で民間戦災死没者の慰霊式が行われます。
今年も全国戦災傷病者連絡会 会長の杉山千佐子さんが参加され、行われました。
97歳の杉山さんは車椅子ながら、張りのあるお声で、
戦災で被害に遭った人たちが、必死な思いでいかに戦後を生きてきたかを語られます。
全身ケロイドになった身で、働くにも働けず、食べるものに困った戦後の生活・・・。
そんな悲劇を二度と繰り返さないために、
また今も戦災の傷を抱えて生きてみえる方のために、
「戦時災害救護法」を成立させようとして活動してみえる杉山さんは、
戦争を風化させないことにも心を砕いてみえました。