広島原爆の日の今日、映画「ひろしま」の上映会でした。
広島の市民の方々、約8万8千人がエキストラとして出演し、
原爆が投下された直後の惨状を再現した映画です。
焼けただれた体を引きずって歩く被爆者が、群衆で登場するシーン、
太田川で先生と女学生が力尽きるシーン、などなど、
「地獄」が再現されていました。
さて、会場でお手伝いもしてくれたインターン生は次のような感想でした。
■井ノ口 今日映画ヒロシマを見て、原爆のイメージとして火傷を負った人々を想像しがちでしたが理由もなく差別されてしまったりと戦争がもたらしてしまった怪我や目に見える被害だけではなく目に見えないものも多くの人々に知ってほしいと思いました。
■横山 もう2度とあんな悲惨な光景は見たくないと思いました。
いま、憲法を改正するとか原発を再稼働するなど言われていますが、映画をみて平和であることが幸せだということをみんなに知ってもらいたいという気持ちになりました。
■磯部 原爆について改めて恐ろしいと思いました。一瞬にして人々がゾンビのようになってしまい、町も火の海となり、実際にこのようなことが起こったなんて映画を見た後も信じられません。
今の世の中は原爆の日に式典を開いたりニュースで取り上げたりしていますが、詳しい状況を知る人々は少なくなっています。1人でも多くの人がこのような映画を見て、原爆のことについて知る機会がこれからも増えてほしいと思います。