2020年3月10日火曜日

令和2年2月議会議案質疑 新型コロナウイルスでの休校に関連して

2月19日から始まった2月議会。
 来年度の予算の審議とともに、新型コロナウイルスに関する情報交換や議会としての対応など、バタバタ感の議会となっています。

そうした中ではありますが、議会はさまざま配慮しながらも、粛々と進める方向となり、昨日は私も来年度予算に関する議案質疑を行いました。

歳出第9款教育・スポーツ費のうちの教育免許事務費、小学校教職員費、および中学校教職員費に関して、小中学校の常勤講師不足、講師不足と関連して教員免許更新制について質問しました。

愛知県(除:名古屋市)の常勤講師不足は今年度最大で178人。
学校に必要な人が配置されない状況では、多忙化解消とは程遠いと言えます。
また、教育人材の不足については、教員免許更新制に講習を受けられる人の制限や負担感があることにより、免許更新がされていない、また教員免許をとらない人が増えることが想定されることから、制度への対応を求めました。
全国的にも少し動きが出てきているようですので、この制度が変わっていくことを求め続けていきたいと思います。


また、今回の質問では、新型コロナウイルスの休校に伴う課題(未履修、子どもたちの生活の乱れ等)も教育委員会に提示し、学校や子どもたちへのサポートを求めました。
学校は大変な忙しさの新年度になります。

新年度がどのように始まるかが不透明な状態でありますが、教育委員会としては、せめて教員の配置などでは、万全な体制で新年度に臨めるように取り組んでもらいたいものです。

さて、今日、全日制公立高校の入試が終わりますが、新型コロナの影響での追試験は行わなくてよいようです。良かったです。