2013年8月31日土曜日

インターン生、戦争体験を聴く

後援会幹事の近藤さんが、インターン生に戦争体験をお話してくださいました。

戦争中は、中学生だった(今と学制が違うこともご説明くださいました)近藤さんが、
学徒動員で愛知時計の近くの工場で働いていたこと、
そこで空襲にあったこと、
その後の悲惨な光景、
また、年齢が低かったために帰されたものの、特攻隊の基地まで行き、少し状況が違っていたら、飛び立っていたかもしれなかったこと、
などなどです。

インターン生の中には、おじいちゃんやおばあちゃんに少しは聞いている子もいましたが、
違う状況で、きちんと戦争について伺うとインパクトや理解の大きさが違ったようです。

私も、近藤さんがこうした体験をしてみえたことは先日初めて知りました。
死ぬことを怖いと思っていなかったという、戦争の恐ろしさを改めて知るとともに、
貴重なお話を、若い世代が聴く機会をいただいたことに感謝しています。


2013年8月25日日曜日

工作教室と地蔵盆まつり

土曜日には多くの方のご参加と、スタッフの皆さんのおかげで、今年も工作教室を行うことができました。

小学校1年生の時からずっと参加してくれている男の子も、もう6年生。
来年はどうなるかな?と思いながら、続けて参加してくれている子たちの成長ぶりに嬉しくなります。

今年もインターン生が参加したので、その感想です。

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◆横山美奈◆
工作教室ではいろんな個性をもった子たちがいて楽しかったです。工作の時に、私は作り方通りのことを教えようと思いましたが、なかなかその通りに子どもたちはやってくれず、コミュニケーションをとるのが難しいと思いました。でも自分で悪戦苦闘しながら作る姿は楽しそうにみえました。だから私の役目は、失敗しない程度に手伝ってあげることなのかなと思いました。

◆糸川紗也香◆
工作教室では色んな子供や親御さんがいました。
人見知りの子にはどう接すればいいのかと考えさせられ、そんな子供たちを相手している親御さんや先生はすごいなと改めて実感させられました。
工作教室が始まる前に準備をしてくださる方々がいるのだと思い、過去の私の先生に感謝したいと思いました。
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こどもたちの成長をみんなで楽しくささえていきたいものです。

さて、「昭和区の歴史文化を守る会」の皆さんが「地蔵盆まつり」を今年から始められました。
まずは市大病院北東の「みや道地蔵」で、です。
ろうそくを点した提灯を提げて歩いた子たちは、きっと地元によい思い出を作ったことでしょう。

2013年8月22日木曜日

今夏も、麓聡一郎さんのセミナーへ

今回参加した、メンタルヘルス[子ども]理解セミナーのタイトルは、
「『いじめ』温故知新」。

ヒトの脳の構造、進化から、
イライラの代償行動としてのいじめについて、
いつもながらのパワフルなお話ぶりで語られました。

1歳半から5歳までの「安心」によって、得られることの大きさを改めて感じました。
「Hug」もキーワードの一つでした。
(「はぐちるプロジェクト」のコンセプトなので、キーワードになっていて嬉しかったです。)

まだこれからもセミナーは続くため、「ネタバレ」にならないよう、
ブログでは、この程度のご報告にしておきます。
が、これからの会では、麓さんのお話を紹介させていただこうと思っています。

2013年8月15日木曜日

終戦の日と、25年ぶりの卒業生

今日は、県の戦没者追悼式と、戦傷者慰霊祭に出席しました。
憲法の解釈を変える、憲法を変えるという、きな臭い感じの言葉がよく聞かれる昨今、
終戦の日に戦争を体験された方が語られることは、今まで以上に大きな意味をもつことでしょう。

さて、昨日の盆踊りで、私の方を向いて、にこにこしてくれている人がいるな〜と思い、
近寄ってみると、
なんと、初任校の卒業生でした!
25年ぶりの再会!!
にもかかわらず、卒業生の子が気づいてくれて、ちょっと舞い上がってしまいました。
卒業生にはもう子供も二人。
教員を辞めて、直接、子どもたちと関われないことに寂しいな〜と思うこともありますが、
色々な場に出向かせていただくことで、思いがけない再会をすることができ、
感動です。

「わが子・教え子を再び戦場に送るな。」
だけでなく、
教え子の“子”も戦場に送らない未来にしなければ。

2013年8月13日火曜日

重点事業調査研究会

8月7日から9日、12日と、県議団での重点事業調査研究会がありました。
各部局から、ポイントをしぼっての説明がされ、またそれに対して質問をすることもできる会です。
説明があったことのうち、数点、報告します。

大村知事が掲げる県民税減税については、効果の試算などが示されました。
しかし、国からの許可を得るためには、地方債の発行ではなく自ら財源を確保することが必要です。
ただ、行革は、かなり進められていて、現在の取り組み以上にさらに絞っていくのは厳しそうです。
さて、9月議会に知事から議案が提案されるのかどうか・・・。

◉県の防災訓練は、さまざま行われますが、
9月1日には、県内全域で、「あいちシェイクアウト訓練」が行われます。
これは、時報を合図に県民の方が、それぞれの場で地震から身を守る訓練です。
県民の方はどなたでも参加できます!
愛知県のHPから「シェイクアウト」で検索して、登録してみてください。
職場などでも活用を。

◉教育委員会からは、新しいタイプの定時制高校についての説明がありました。
愛知工業高校の定時制を改編する形で、
昼間部と、夜間部の複数部制の定時制高校を設置することを目指しています。
不登校生徒や全日制高校の退学者を受け入れ、
2部制単位制や、聴講生の活用で、ステップアップハイスクールとしての新しい形を目指しています。

などなど、県が取り組んでいることが色々説明されましたが、
またおいおい・・・。
産業労働部からは、私が本会議の質問で取り上げた健康長寿産業の取り組みの進展具合についての説明もありました。




2013年8月10日土曜日

あいちトリエンナーレ2013 開幕!

あいちトリエンナーレ2013が始まりました!
昨日は、オープニングレセプションに参加し、
またその前には、先行的に愛知県美術館の展示を見ることができました。
「揺れる大地~われわれはどこに立っているのか:場所・記憶そして復活」のテーマ通り、
震災に関係するトリエンナーレとなっています。

そのため、考えるところは沢山ありますが、
「楽しかった!」というのが昨日の感想です。

さて、最初、地下駐車場から、地下2階に入ったところで目に飛び込んできたのが、
ヤノベケンジさんの大きな“サン・チャイルド”!
こんなに大きな作品とは知らなかったので、びっくりするとともに、
大きいからこそ、希望が感じられるのでは、と思いました。
でも、“サン・チャイルド”の放つ光のためか?前に立って写真を撮ろうとしても、
私も含め、みんな顔が暗くなってしまったのはちょっと大変でした。

10階のヤノベさんの展示では、実際に結婚式を挙げられる企画となっていて、
(まだ募集中のようです)
ビートたけしさんのステンドグラスの教会と、
銀色の“サン・チャイルド”の胸像が輝いていました。

今回の"現代芸術"も悩むよりも、楽しく観賞できる"現代芸術"です。
他の会場にも足を運ぼうと思っています。

2013年8月6日火曜日

映画「ひろしま」


広島原爆の日の今日、映画「ひろしま」の上映会でした。
広島の市民の方々、約8万8千人がエキストラとして出演し、
原爆が投下された直後の惨状を再現した映画です。
焼けただれた体を引きずって歩く被爆者が、群衆で登場するシーン、
太田川で先生と女学生が力尽きるシーン、などなど、
「地獄」が再現されていました。

さて、会場でお手伝いもしてくれたインターン生は次のような感想でした。

■井ノ口 今日映画ヒロシマを見て、原爆のイメージとして火傷を負った人々を想像しがちでしたが理由もなく差別されてしまったりと戦争がもたらしてしまった怪我や目に見える被害だけではなく目に見えないものも多くの人々に知ってほしいと思いました。

■横山 もう2度とあんな悲惨な光景は見たくないと思いました。
いま、憲法を改正するとか原発を再稼働するなど言われていますが、映画をみて平和であることが幸せだということをみんなに知ってもらいたいという気持ちになりました。

■磯部 原爆について改めて恐ろしいと思いました。一瞬にして人々がゾンビのようになってしまい、町も火の海となり、実際にこのようなことが起こったなんて映画を見た後も信じられません。
今の世の中は原爆の日に式典を開いたりニュースで取り上げたりしていますが、詳しい状況を知る人々は少なくなっています。1人でも多くの人がこのような映画を見て、原爆のことについて知る機会がこれからも増えてほしいと思います。

2013夏・インターン生

今回は4人!
インターンの学生の数です。

早速、それぞれの意気込みや、谷口事務所を選んだ理由等について述べての、自己紹介です。

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中京大学
井ノ口友理奈です。

現代女性の社会進出は当たり前の時代になりつつあり、谷口知美議員は、数少ない女性議員でいらっしゃるということで、私も一人の女性として社会人との交流によりマナーを学ぶことにより視野を広げたいと思います。
そして自分の行動や仕事に責任と誇りを持てるようになりたいと思っています。
二ヶ月間自分の性格である粘り強さで困難にも乗り切り他のインターン生と協力して頑張りたいと思います。

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今回、谷口議員の下でインターンシップをさせていただくことになりました、南山大学の横山美奈と申します。

谷口議員と活動したいと思った理由は、自分が主体となって様々な体験ができることに魅力を感じたからです。
インターンシップを通して、自分に自信が持てるように多くの人に出会って話しを聞いて、様々な活動に参加していきたいと思います。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!

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中京大学 糸川紗也香です。

私はまだやりたいことが見つかっていません。
だから元教師の谷口議員の下でインターンをさせていただくことで、広い視野を持ち将来につなげていけるのではないかと思いました。
高いコミュニケーション能力やマナー、言葉使い、積極性を谷口議員の下で身に付けたいです。
女性ならではの政治の考え方を知りたいとも思っています。
谷口議員の下でインターンさせていただくことで、人間性が成長できると期待しています。

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名古屋大学 磯部由佳里です。

今回、インターンを始めるにあたり、様々な活動を通して自分の経験値をあげるとともに、社会人としてのマナーも学び、自信をつけたいです。政治のことに関して自分から関心を持ち知識を増やしていきたいです。

仕事は事務作業から行事まで様々ですが、どの仕事も責任を持って成し遂げ、また、4人で仲良く頑張っていきます!
2ヶ月間よろしくお願いします!

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谷口事務所は、この2カ月間、女の子4人+谷口+谷口事務所スタッフ岩田さんの女6人のパワーで頑張っていきます。
インターン生が地域の方々にも何かとお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2013年8月1日木曜日

愛知県自殺対策推進協議会

今日は、健康福祉委員会委員長として、
県の自殺対策推進協議会に出席しました。

平成24年に自殺された方は、平成10年以降では、最も少なくなっています。(ただし、20歳未満は、残念ながら増えています)

原因・動機別でみると、「経済・生活問題」が大きく減少しています。
内閣府の分析では、完全失業率と、自殺死亡率は、同じように推移しているとのことです。

出席した委員からは、提言的な意見がいくつも出され、かかりつけ医の役割の構築や、傾傾聴ボランティアの活用など、今後の県の課題となったものもありました。
また、自殺報道のあり方についても問題が指摘されていました。
自殺報道については、WHOがガイドラインを示しているのだそうです。
ただ、そのガイドラインを守る、守らないは、報道各社の判断だそうです・・・