2014年11月10日月曜日

県外調査~「生活支援ロボット安全検証センター」と「株式会社 みらい」

先週、産業振興・雇用対策特別委員会の県外調査がありました。


つくば市の「生活支援ロボット安全検証センター」では、
介護に携わる方々へのサポートをするための「ロボット」の安全性を検証することについてのさまざまなお話を伺いました。

「ロボット」って、定義はないそうです。
道具っぽいものから、人間に近い動きをする精密な機器まで、海外との競争の中で開発を進めていくことの大変さを垣間見ました。

また、欧州、米国、日本で、「安全」に対する考え方は随分と違うようです。
完全な安全はないということ、また企業などは社会的責任をきちんと果たしているかといことが大事で、どう注意してものを扱うのかという観点をもつ、大人な雰囲気の欧州の考え方と、日本は生活支援ロボットの開発において、競争していかなければなりませんが、
以前から、医療・福祉関連について、議会でも質問している私にとっては、とても興味深い調査でした。


柏市の「株式会社 みらい」では、人工光型植物工場で、
一日1万株ものレタスを栽培。

工場の規模を大きくし、さまざまな工夫を重ねることで、
採算が合わないと言われていた業界に革命的なことを起こしたのです。

でも、工場を作ればいいというものでは、ない、ということは、お話の中にもたくさん出てきました。
ソフト=作り方が大事なのだそうです。

高齢化で農業の担い手不足が進む中の救世主になりえそうです。