2014年9月10日水曜日

文教委員会県外調査~山形&宮城~ その1

文教委員会の県外調査で、三つの高校と山形県議会へ。
 今年3月に就航したFDAの名古屋ー山形便で、緑の機体に乗って行ってきました。
次代を担う若者たちを育む色々なタイプの高校と、少人数学級を進める山形の教育について、調査し、学んできました。

①山形県立霞城(かじょう)学園高等学校
 
単位制の定時制(Ⅰ部:午前、Ⅱ部:午後、Ⅲ部:夜)と通信制の高校です。
駅前のビルの5~10階にあって、オフィスのような感じですが、中は黒板も、体育館もあり、の高校でした。
外部と連携したキャリア教育を進めるとともに、
生徒を理解し、支援するための、とてもきめ細かな取り組みがされていました。
必要に応じて中学校とも連携したり、ケース会議を開いたり、しながら、「入学してきてからが勝負!」と、生徒たちを、社会に送り出し、自立できるように、とても心を配ってみえる校長先生のお話が印象的でした。

②宮城県宮城野高等学校
宮城県の教育改革パイロットスクールとして設立された宮城野高校は、まず校舎が立派!
校庭も芝生です。
    ・・・老朽化激しい愛知県立高校と比較してしまいます。
教育目標の一番目に掲げられているのは、「自己教育力と自由」。
校則も学校行事もなく、部活もなく(サークルを自分たちで作ります)、自分で学校生活を作っていくんだという意識をもった生徒が集まってきて、一人ひとりの個性を一層伸ばすことができる学校となっていました。