2015年11月15日日曜日

「無窮洞」から「中冨記念くすり博物館」へ

九州2日目の11月12は、まず「無窮洞」へ。
ここは、佐世保市にある、旧宮村国民学校の「地下教室」だった洞です。

第2次世界大戦中の防空壕・・・との予備知識で行ったのですが、
地下に、きれいに「彫られた」感の教室にビックリ!
教壇や灯火台などが、岩を彫り残して作ってあったのです。
生徒たちが、子ども用の小ぶりなつるはしで岩を掘り、警報時には600人もの生徒が避難した地下教室を作っていました。

佐世保には軍需工場があり、戦争から、子どもたちをなんとか守りたいという大人たちの必死な思いも感じられました。




長崎県のあとは、佐賀県鳥栖市の「中冨記念くすり博物館」へ。

愛知県にも薬草園があること、また現在所属している農林水産関係では、国が医薬福農連携を掲げていることもあり、調査させていただきました。

佐賀県は薬業の盛んな県です。
「田代売薬」の発祥の地として、薬の歴史、各種薬の原料、懐かしい薬売りの行商道具、薬木薬草園、等々が整備され、館長さん方にご丁寧に説明をいただきました。


健康に関する情報提供の拠点としても、ますます存在感が高まるであろう博物館です。