2014年1月25日土曜日

“は・へ・ほ〜” の飛島学園

昨日は飛島学園小学校・中学校にお邪魔してきました。

平成22年に小中一貫教育校「飛島学園」として開校した
素晴らしい校舎を見せていただきました。
メディアセンターを中心とした教室配置、
ガラス張りの音楽室、ユニット形式の教室、木材がふんだんに使用されている壁面、
全校児童生徒で給食を食べることができ、集会用の演台も設置されているふれあいホール、
放課に遊ぶことができる広場などなど。
ご案内してくださった教頭先生が、
最初赴任した時、「は行」しか出てこなかったとおっしゃいましたが、
私もご案内いただき、工夫され、とても余裕がある校舎に感心し、
「は~」、「へ~」、「ほ~」、と「は行」ばかりになってしまいました。
(後から校舎全体の写真を撮ろうとしましたが、広すぎて・・・なかなか全体が入りませんでした)

さて小中一貫校としては、
小学校と中学校の区別はあり、中学生は制服を着ていましたが、
中学校3年生は9年生となっており、
1〜4年を初等部、5~7年生を中等部、8、9年生を高等部となっていました。
5、6年でも教科担任制を取り入れ、「中1ギャップ」は皆無。
でも、一般的には最高学年として責任感を育てる小学校6年生に、そうしたチャンスが薄れるなどの面もあるそうですが、
年齢差のある子どもたちが一緒に過ごすことが少なくなっている現代では、
そうしたことを補うことを始め、多くの小中一貫の良さを伺ってきました。

とは言え、さまざま環境の違いがあるので、どこでもかしこでも、できることではありませんが、
小と中が分断されないよう、また、何らかの連続性が保てることはとても意義があると感じました。

飛島学園の先生方、ありがとうございました。