2014年1月8日水曜日

中日青葉学園と城山病院へ 〜健康福祉委員会県内調査

7日、健康福祉委員会の県内調査でした。

まず、児童養護施設「あおば館」と児童療育施設「わかば館」の二つの施設を併設している中日青葉学園を訪問させていただきました。
「あおば館」では、昨年10月、家庭的養護をめざして小規模のグループケアを開始してみえます。
施設の見学中には、子どもたちと挨拶を交わすことができました。
そして、ご自身も両親との死別や養子先での被虐待経験をもち、青葉学園で育ち、40年以上、青葉学園で働いてみえる近藤副学長から、児童福祉施設などに暮らす子どもたちの理解や環境づくりについても伺いました。

子どもたちが安心して暮すため、
いつでも、どこでも、誰でも、同じ対応ができ、
子どもたちの試し行動が付け入る隙ができないよう、環境を構造化すること。
常に「愛着」がキーワード。

ペアレントトレーニングとして、
望ましくない行動には注目せずに無視するフリをして、
望ましい行動に注目してよい行動を引き出す技術を。

などなど、児童養護施設のみならず、広く子どもたちへの関わり方について伺うことができました。

午後からは、愛知県の精神科の拠点病院、城山病院へ。
築50年を超える病棟があり、建て替えの計画は進みながら、
建築の入札不調が続いき、建築が遅れています。
しかし完成の暁には、病気の方にとってより安心でき、
地域の方にも施設を利用していただける病院となる工夫もされています。
委員会で要望もしたように、
この後は順調に工事が進むよう、調査に出かけ、さらにその願いが強くなりました。


さて今日は、昭和警察署での感謝状贈呈式でした。
感謝状を受けられた皆様に、
地域の安全を守って下さっていることへの敬意と感謝を述べさせていただきました。