2011年9月5日月曜日

野分けのまたの日

清少納言の「枕草子」には、「野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ」とありますが…
今回の台風の爪痕は、「趣がある」とは言っていられない惨状です。
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

最近は海外でも台風やハリケーンの被害が大きく、自然が、人間に力を見せつけているようです。

学生時代に十津川の方面に旅行に行ったことがあり、
山々の緑の壁に挟まれた川沿いの道路を、真っ青な空の白い入道雲を見ながら通ったのを思い出します。
本当にきれいで清々しい風景でした。
それなのに…。

自然災害に対する備えの必要性が改めて認識されたのと同時に、
自然と共存していくための方策をしっかりととっていくためにも、
昨年、愛知県・名古屋市で行われたCOP10での取り組みなどを風化させないようにしたいものです。