2012年11月11日日曜日

芸術の秋、そして民主党政策進捗報告会

学校では、展覧会や学習発表会、学芸会など、芸術系の行事が行われています。
展示、発表、演技をするまでに、クラスや学年では色々とドラマがあったんだろうなぁと思いながら拝見しています。

また、昨年に引き続き、昭和区役所近くの中部楽器技術専門学校の文化祭にもお邪魔し、キーホルダーを作るために研磨作業の体験もさせていただきました。
本当に楽器が好きな学生さんたちが集まっている、って感じです。
好きな音楽の関係の技術を身につけて、それが仕事につながっていくという点では、幸せな学生さんたちだと思います。
ただ、学生さんの年齢層が広いのは、好きなことにたどり着くまでの、一人ひとりの人生の紆余曲折を物語っているのでしょう。
日本全国から学生が集まってくる学校が昭和区にあるのは、昭和区の誇りの一つです。

さて、午後は「民主党政策進捗報告会」に参加してきました。
細野豪志政務調査会長が質問に答えられました。
夕方のニュースでは「厳しい意見が出ていました」としか流れていませんでしたが、
実際は、細野氏が謙虚な姿勢で、しかし端的に、前向きな答弁をされ、
1時間半以上も次々と質問の手が挙がる中には、激励の言葉もたくさん含まれていました。

一番印象に残っているのは、22歳の男性が「自殺者が出るのは国の恥」だと、対策を求めたことです。
質問者ご自身もまだ就職が決まらず、つらい状況を語ってみえました。
細野氏からも「何とかしていかなければならない」と強い思いを語られましたが、
さまざまな事業の効果で、これまで3万人を越していた自殺者数が今年は減る見通しであるとのことでした。

2012年11月5日月曜日

文教委員会・県外調査報告(その2・西与賀小学校)

今日は、地元の桜山中学校の芸術祭でした。
3年生の4クラスと合唱部の2曲を聴かせていただきました。
全国大会に出場した合唱部の歌声はもちろんながら、
3年生は、最後の芸術祭にかける意気込みがどのクラスからも感じられ、素敵でした!

さて、佐賀市立西与賀小学校のICTを利活用した協働教育の報告です。

先日、ご報告した大府の東山小学校と同じく、
国の「フューチャースクール推進事業」と、「学びのイノベーション事業」 を受けて
一人一台のタブレット型パソコンを使っての学習を進めています。

西与賀小学校の研究の基本姿勢(基本スタンス)として、次の3つが示されました。
◯学習(研究)を支えるものは、仲間作り、学級づくりである。
◯ICT機器はあくまでも道具である。
ICT機器を道具として、子どもと学習をつなぐのは教師である。
◯ノートや黒板などアナログな部分とICT機器等のデジタルな部分の利点を生かした活用と共存

校長先生からは、
学び合うことができ、自分の進度や興味関心に応じて学ぶことができるICTの効果とともに、
・ICTを使う場面については、なぜ使うのかという理由付けが必要、
・発達状況に応じて直接体験が必要、
・これまでの黒板は1時間の授業を俯瞰するもので、黒板にしかできないことである、
などのお話を、質問を交えながら伺いました。

「学びを創るには学級づくりが基本」という校長先生のまとめが、
これからICTを導入する全ての学校に伝わることを期待しています。
明日、11月6日は、西与賀小学校の第2回の公開授業です。
多くの方が参観に出かけられることと思います。
先生方、児童の皆さん、頑張ってください!








2012年11月4日日曜日

自治体政策フォーラム・愛知

今朝はともみ会幹事会で、「はぐちる教育講演会」「議会傍聴」「初詣」プラス、色々とお願いをさせていただきました。
お願いばかりで恐縮なのですが、幹事の皆さんにアドバイスをいただいたりして、ホッとするひと時です。

お昼は広路学区のわくわく広場へ。
午後は、自治体フォーラムセミナーに参加しました。

講師のお一人めは、大塚耕平参議院議員でした。
いつもながらの分かりやすいお話で、
2009年のマニフェスト工程表に掲載した8大項目の進捗状況や、日本再生戦略などについての説明がありました。
社会保障に子ども政策を盛り込み、それまでの4本柱から5本柱に増やしたこと、
消えた年金を復活させ、1300万人の方の年金が戻ったこと、
31日以上の雇用がある非正規雇用の方が雇用保険に入れるようになったこと、
など、
きちんと国民の皆さんにお伝えすべきことがなかなか伝わっていない現状とともに語られました。

講師のお二人めは、専修大学経済学部 町田俊彦教授で、
「社会保障改革と税制改革ー福祉の充実にむけた税制の課題と方向」と題した講演でした。
報道等による年金などのデータの示し方のカラクリ、
社会保障で解決すべき問題と、労働政策で解決すべき問題が混在している部分を解決していかなければならないことを、
にこやかながら、現場主義の説得力でお話いただきました。

たくさんのご示唆をいただいたセミナーとなりました。

2012年11月3日土曜日

文教委員会・県外調査報告(その1~佐賀県ICT利活用教育)

10月31日~11月2日、文教委員会調査で佐賀県と福岡県に行ってきました。

まず訪問したのが、「先進的ICT利活用教育推進事業」を進めている佐賀県教育委員会。
佐賀県では、高度情報化社会へ対応するためには、教育の情報化は必至と考えています。
また、自然災害発生時やインフルエンザのまん延、特別に配慮を必要とする児童生徒に対して、通常の学校・学級外でも質の高い教育の確保を求める要望が高まったのもICTを推進する背景の一つだそうです。

平成20年度(2008年)には佐賀県ICT推進本部を設置し、「さがICTビジョン2008」を公表しています。
機材の設置などは県教委なので県立高校が中心となりますが、
市町とも連携して、小中学校への展開も進めています。

佐賀県の実証研究で確認できたこととしては、
①電子黒板の効果による教授法の改善
②学習者用デジタル教科書の効果による子どもたちの学習法の改善
が示されました。
いただいた資料を載せれるといいのですが、
残念ながら今日は上手くできませんでした。

子どもの健康面や課題について質問したところ、
健康面に与えるデータは、先進的に研究している韓国から情報を得ることにしているそうです。
先生方のスキルや、システムをどう整えていくかが課題であるとのことでした。
また、子どもたちの「五感」は大事にしていくことが必要との言葉もありました。

これまでICTを活用したデジタル教科書の調査については、何か所かお邪魔させていただいてきましたが、
今回の調査でも、関連して調査をすることができました。

佐賀県では、佐賀市立西与賀小学校のICT教育の取り組みも調査してきましたので、
そのご報告はまた次回・・・。

2012年11月1日木曜日

お出かけください。

11月に入りました。

11月18日には「はぐちるプロジェクト 第2回教育講演会」を、鎌田敏さんをお招きして行います。
チラシをイベントのご案内に掲載いたしました。
ぜひ皆様でお出かけください。
子どもたちの未来と、大人の元気のための、とても楽しくためになるお話が伺えます。
教育講演会としていますが、
楽しいお話は教育の場面のみに活きるものではなく、人生のビタミン剤になると思います。

さらに12月には議会傍聴、そして、1月は初詣、
と、立て続けのご案内になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
こちらも、チラシをイベントの案内に掲載いたしましたのでご覧ください。

議会傍聴については、広くご案内をするのは初めてです。
今回は"代表質問" という、県議団の役員でないと行えないものです。
次はいつ行えるか分からないものですので、どうぞよろしくお願いいたします。
今、悩みながら、一生懸命準備をしています。