2012年11月5日月曜日

文教委員会・県外調査報告(その2・西与賀小学校)

今日は、地元の桜山中学校の芸術祭でした。
3年生の4クラスと合唱部の2曲を聴かせていただきました。
全国大会に出場した合唱部の歌声はもちろんながら、
3年生は、最後の芸術祭にかける意気込みがどのクラスからも感じられ、素敵でした!

さて、佐賀市立西与賀小学校のICTを利活用した協働教育の報告です。

先日、ご報告した大府の東山小学校と同じく、
国の「フューチャースクール推進事業」と、「学びのイノベーション事業」 を受けて
一人一台のタブレット型パソコンを使っての学習を進めています。

西与賀小学校の研究の基本姿勢(基本スタンス)として、次の3つが示されました。
◯学習(研究)を支えるものは、仲間作り、学級づくりである。
◯ICT機器はあくまでも道具である。
ICT機器を道具として、子どもと学習をつなぐのは教師である。
◯ノートや黒板などアナログな部分とICT機器等のデジタルな部分の利点を生かした活用と共存

校長先生からは、
学び合うことができ、自分の進度や興味関心に応じて学ぶことができるICTの効果とともに、
・ICTを使う場面については、なぜ使うのかという理由付けが必要、
・発達状況に応じて直接体験が必要、
・これまでの黒板は1時間の授業を俯瞰するもので、黒板にしかできないことである、
などのお話を、質問を交えながら伺いました。

「学びを創るには学級づくりが基本」という校長先生のまとめが、
これからICTを導入する全ての学校に伝わることを期待しています。
明日、11月6日は、西与賀小学校の第2回の公開授業です。
多くの方が参観に出かけられることと思います。
先生方、児童の皆さん、頑張ってください!