2011年10月18日火曜日

愛知県石油コンビナート等防災訓練

今日は名古屋市港区の潮見町で行われた防災訓練を参観しました。
最初に海上訓練1時間、次に陸上訓練1時間という内容でした。
海上訓練は、㈱辰巳商会名古屋ケミカルターミナルのドルフィン桟橋周辺で、船舶10隻、航空機2機、人員78名の規模、
陸上訓練は、ケミカルロジテック㈱名古屋油槽所を訓練会場とし、車両28台、航空機1機、人員125名の規模で行われました。

火災や危険物の流出、化学物質の漏えいなど、今回はそれぞれ1か所への対応ながら、訓練会場から辺りを見渡すとタンクや工場が連なっている風景。
今回、企業の方の防災体制もしっかりと示されていましたが、
大規模災害が発生したら、悩ましいことばかりだと感じました。
連携の強化が述べられていましたが、こうした訓練で少しでも対応力が高まることを期待したいと思います。

さて、9月議会で質問した災害時の情報確保については、この訓練にNTTの衛星通信車が来て、実物を見ることができましたが、
回線としては、電話40回線、インターネット5回線というもの。
情報確保の壁は高いと思いました。

また、会場訓練ではヘリコプターの活躍も見ましたが、あの大きな音はどうも苦手なのと同時に、5月に宮城に行った時に、被災した子どもがヘリコプターを見て、「あれは遺体を探しているんだ」と言っていたのを思い出しました。
今、あの子たちはどうしているのでしょう。
改めて、元気でいてくれることを祈ります。