2012年1月14日土曜日

平成24年度当初予算の重点要求事業の説明会

例年1月の県庁での仕事は、県庁の各部局からの来年度予算の重点要求事業の説明会から始まります。

今年も平成24年度に向けて、現在の主要プロジェクトの進捗状況の説明とともに、来年度、県の各部局として行いたいことが説明されました。

知事政策局からは、この地域を「航空宇宙産業」の一大集積地とするんだという夢のある説明がありました。
アジアの新興国等の追随を許さず、欧米先進地域と肩を並べる9000億円規模の産業に成長させたいというものです。
夢を実現するには、また大きな努力が必要ですが、「夢」があってこそ努力もできると思います。
国から国際戦略総合特区の指定もされました。
子どもたちの「夢」にもつながるよう、私たちも新たな産業の集積を応援していきたいものです。

ただ予算全体については、これまで各部局と財政当局との折衝が行われてきた中、現段階の試算としてはまだ1800億円の収支不足。
さて、これからさらにどこを切り詰めるかということになります。

2月議会の補正予算で減額補正の予算が提示されるとのことですが、今年度切り詰めた分で、なんとか来年度の予算の見通しが少しでも明るくなっていってほしいものです。

中小企業の方への円高対応など、必要なこともたくさんあります。
今と将来、そして緊急時を見通して、今、必要なことのための予算。
県の職員の方も年度末は大変でしょうが、私たちがこれまで要望してきたことも充分に勘案しながら頑張っていただきたいものです。
そして私たちはまた2月議会の質問等で頑張ります。