2012年4月18日水曜日

宮城県報告 (その5)+岩手県報告

不連続連載となっている宮城県報告ですm(_ _)m

まめにブログの更新をするためにタブレットPCを買おう!と思いつつなかなか踏ん切りがつきません。(買ってもまめにはならないかな?)

さて宮城県報告です。
県庁では廃棄物対策課の方から、市町村から県への事務委託として2次仮置き場(中間処理基地)に焼却施設を建設し、対応していることの説明とともに…

女川町が東京都に災害廃棄物の焼却をお願いしているDVDを見せていただきました。
協力を訴える女川町長や被災地の方の言葉、可燃性の廃棄物を県外に依頼するための段取りの在り方は、普段の報道では見えていなかった被災地の実際を知ることができました。

そして今日は、岩手県に視察に行かれた知多市の古俣さんからの報告も私のブログに一部載せさせていただきます。
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大船渡市の太平洋セメントは、高炉でがれきを焼却し、焼却後に発生する
灰もセメントの原料に混入させるという、最終処分が必要のない処理法なので
大変有効だと思いました。
大船渡から近いので、昨夏ボランティアに行った
陸前高田まで足を伸ばしました。
釜石は、新日鉄等もあり復興の足音が聞こえていましたが、
陸前高田は市の中心部が壊滅状態のままでした。

釜石視察の当日は、小学校の入学式、
ピカピカの一年生が可愛い洋服で、スーツと和服姿の両親に
手を引かれている姿は、各地にある微笑ましい光景ですが、
被災地では、子供たちが本来通うべき学び舎の校庭はがれきの山。
その脇を通って、仮設の校舎に通う姿を見て、復興に向けての
がれきの処理は、スピードが必要だと痛感しました。

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私たちが被災地に行ったのは春休み中だったので、仮設住宅の子どもたちの姿しか見てきませんでした。
仮設住宅は、抽選での入居とのことで、これまで通っていた学校に通える子、通えない子などがいることは伺ってきましたが、
実際に学校が始まった様子を見てきた古俣さんは、子どもたちのために復興を“早く”そして“速く”と感じられたようです。