文教委員会のメンバーで、教育県として知られる秋田県へ。
特に今回は、ものづくり関係を調査させていただきました。
秋田県立湯沢翔北高等学校は、
普通科と総合ビジネス科と工業技術科がある高校で、
加えて介護福祉科と生産技術科の専攻科もあります。
工業系の生徒たちは各種コンテスト、そして技能五輪に挑戦し、素晴らしい成績を上げています。
専攻科の福祉とものづくりの協働も、具体的に役にたつものづくりの実感につながり、意欲化されています。
また、秋田県には、ものづくり教育をすすめるNPOがあり、学校教育と連携していることは、ものづくり人材の裾野を広げる大きな役割を果たしてみえると感じました。
次に訪問させていただいた中高一貫校の
秋田県立清陵学院中学校・高等学校も、
普通科と総合技術科が併設されています。
中学生と高校生が、刺激しあい、6年間で大きく成長する環境を拝見しましたが、
広い校舎や充実した設備等々にビックリ。
教育過程も工夫されており、生徒たちの力を伸ばしていました。
特に「探究」や「ものづくり」の時間の設置で、ものづくりから社会を見る目を養っていることは興味深いものでした。
秋田県は全国学力・学習状況調査で、自己肯定感・自己有用感が高い県です。
その背景には、秋田県として「ふるさと教育」を進めており、また少人数学習のための人的配置がきめ細かく行われているということも調査させていただきました。
お世話になりました両校の先生方、本当にありがとうございました。
愛知の子どもたちのために、今回調査させていただいたことを活かしていきます。