フィンランド大使館では、日本で話題になっているMaaS(Mobility as a Serviceの略 移動のためのサービス提供が一元化されたシステム)について、へルシンキがその先進地域となっていることを始め、日本との関係などについて伺いました。
MaaSについては、公共交通関係の情報はもともと一元化されていて、そこにさらにタクシーの乗り合いやスクールバスなどあらゆる交通手段を活用できるようシステム化を進めているようです。
しかしウーバーなども入ってきて、必ずしもMaaSのシステムだけが突出している訳ではないようです。
現地に行くと、国内にいるのとは違う判断を得ることができると感じました。
また、フィンランドの失業率6.8%と、日本に比べて高いのですが、自分磨きのための離職も失業に入れるとのことであり、兵役もあることから、一斉の就職活動もないなどの日本との違いを認識しました。
そして、フィンランドのたくさんの湖を機内から見ながら、デンマークに。
農業の国、デンマークでは、まず「フード・ネイション」という農業に関して官民連携を進めるための一つの拠点で調査をしました。
デンマークは食料自給率300%です!
さまざまな組織の連携のもど、SDGsを意識しながらの取り組みが進められていました。
そして、デンマークでも大使館に。
日本とデンマークの関係、デンマークの産業、そしてエネルギー政策やデジタル化政策などを伺いました。
キャッシュレス社会については、犯罪防止、マネーロンダリング対策、消費者の利便性という観点で進んでいるようです。
日本ではあまりキャッシュカードを使いませんが、お店はもとより、自販機、タクシーなどでもキャッシュカードを使ってきました。確かに便利かもと思いましたが、やはりキャッシュカードの安全性に関しては心配です。