2019年12月31日火曜日

今年もお世話になりました。

令和元年の大晦日です。
今年は、2月の知事選、4月の統一自治体選挙、7月の参議院選挙と、前半は選挙の年でした。
多くの方々に大変にお世話になりました。
選挙での色々な場面を思い出しながら、感謝の気持ちを重ねています。
後半は、政策的な課題などで忙しく過ごさせていただき、新しいことへの挑戦も始めています。
皆様への感謝を込めて、新年も挑戦を続けていきます。
皆様、よい新年をお迎えください!

2019年12月23日月曜日

住み心地のよい街全国5位に & 12月議会閉会

先日発表された「街の住みここちランキング2019全国版」(大東建託:調査)で、
昭和区は、なんと全国5位に!

大学や図書館、美術館が立地、また都心に近いながら閑静な住宅地で緑が多い点などが、住んでいる方々の満足度を高めているそうです。

昭和区は令和元年度の区政運営方針の基本目標に「みんなが住み続けたくなるまち昭和区」を掲げ、4つの重点施策のもとに具体的な取り組みが進められています。
地域の皆様のご協力によって、住みここちがよい街になっているのは嬉しいことですし、誇らしく思います。

さて、12月20日には12月議会が閉会しました。
閉会日には、議案とともに、意見書についても採決します。
国へ出す意見書の一つとして、教職員定数改善・教育予算の確保・教員の確保についても可決するに至りました。
各種業界で人手不足が多きな課題になっていますが、教育界も講師の不足が大きな課題となっています。
小中学校での講師不足の背景には教員免許更新制もあると考えていますし、そうした意見も新聞などで見られるようになってきました。
講師不足で、教育現場の多忙化はさらに増しています。

2019年12月10日火曜日

フィンランド・デンマーク報告③ ~デンマークのエネルギー政策・高齢者福祉・酪農

明日、福祉医療委員会で、フィンランドの「ネウボラ」調査をもとに、愛知県の「子育て世帯包括支援センター」などについて質問するのを前に、ようやく欧州調査のまとめの最終回です。

デンマークのエネルギー政策については、「ステイト オブ グリーン」で現在エネルギー自給率が85%になっているデンマークの現状について説明を受けたのち、風力発電の現場を見に行きました。
幾機もの風力発電機が海岸に並び、圧巻でした。
日本では、洋上風力発電への壁は高いのが現状です。



高齢者福祉については「ドローニング インクリッズ イエム」という介護付住宅を視察しました。

北欧は高齢者福祉についても力が入れられていますが、デンマークでは、年金などから受け取る金額から施設の費用を引いても、手元にある程度、自分で使えるお金が残るような制度になっていました。
居室は充実し、また集まって食事をする部屋もあり、素敵な集合住宅になっていました。また残存能力を生かすことを大切にされており、高齢者にとって、世界一幸せな国であることが納得できる環境でした。

欧州調査の最後は、「デニッシュクラウン」という畜産業の協同組合から発足した会社でした。
各農家で育てられた豚を集め、肉として出荷する工程も見ることができました。
愛知県では豚コレラで甚大な被害を被っています。

アフリカ豚コレラに感染している国も増えてきている中、厳重な体制で品質管理がされていました。


自分としては得るものが大きかった欧州調査でしたが、これを県政の発展につながるように、地道に取り組んでいきたいと考えています。

調査団のまとめ作成にも時間がかかっていますが、報告書完成の暁には、報告いたします。