ウナギの稚魚不足、食糧不足に対応すべく、
一色うなぎ漁業協同組合、愛知県の水産試験場、製薬メーカーの三者で研究を重ね、
大型うなぎを育てる技術を発明しました。
ウナギ稚魚が激減し、
大型のうなぎの開発には以前から携わってきたものの、
餌をたくさんあげて大きくしようとすると、大型の「雄」のうなぎになったのだそうです。
しかし、雄のうなぎは身が硬くて・・・
なんとか身が柔らかい「雌」に育てたいと工夫した結果、
なんと!
「イソフラボン」で問題解決。
餌にイソフラボンを混ぜる技術で、稚魚の90%以上が「雌」に。
昨年11月には特許を取得しました。
実際に試食しましたが、身は柔らかく、片身の一切れで、普通のうなぎの一切れの感じです。
1尾で十分、2人前のうな重になります。
(写真上が大型雌ウナギです)
魚類は、もともとは性別が不安定で、後天的に雄雌に分かれるのだそうです。
初めて知りました。
うなぎの生態を含めて、興味深い「健康と食議連」での県内調査となりました。(調査は4月上旬)