今年度、新政あいち県議団の団長を務めることになりました。
5月12日には早速、新型コロナウイルス感染症対策について、団員の皆様から集約した意見や対応策をまとめた要望を、愛知県の公館で大村知事に要望しました。
国の緊急事態宣言の対象区域から愛知県が解除される直前の段階での要望となりましたが、そこで揚げた項目は次の5つです。
1 継続的な感染症対策のための具体的な行動指針の策定
緊急事態宣言解除に向けて、店舗や年代別など、新型コロナ感染拡大防止のための分かりやすく実効性のある行動指針(愛知モデル)を作るとともに、企業の感染症対策のための事業継続計画の策定を支援すること。
2 医療関係への支援と検査体制の充実
医療関係者からの要望を把握し、その対応を迅速に進めるとともに、PCR検査や抗
体検査等の体制強化を図ること。
3 地域経済活動への支援の強化
新型コロナによる経済活動の現状を把握し、休業要請や感染拡大防止の影響を受けた多業種の事業者支援を的確に行うこと。
特に、民間の力も活用し、県独自の支援策を構築するとともに、オール愛知で支えあう機運を醸成すること。
4 子どもたちの学習支援と学校再開時のきめ細かな対応
安心して子どもたちが学校生活を送ることができるよう、学校再開にあたっては、
地域への情報提供と学校へのサポートをきめ細かく行うこと。
5 社会的弱者への支援の強化
生活困窮者や外国人への情報提供や、失業者への緊急雇用など、社会的弱者に積極的な支援を図ること。
特に地域経済を回していくことが今後の大きな課題となります。
休業要請のあった店舗への納入業者さん、イベントやスポーツ関係の事業者さん、観光関
係の業者さんなども大変な状況にあります。
地域の皆様の声をもとにその窮状を訴え、県としてのネットイベントの開催などの提案を
しながら、支援策を要望しました。
県としての緊急事態宣言は続き、まだ自粛をお願いする事業者の方々もいらっしゃいます
が、感染症対策をしながら、経済が動いていくように、私たちも頑張っていきたいと考え
ています。今後ともご意見等、よろしくお願いいたします。