2015年11月24日火曜日

はぐ♡ちるプロジェクト「みんなの学校」映画会

3連休の中日にもかかわらず、
「みんなの学校」映画会にお出かけくださった皆様。
ありがとうございました。

「みんなの学校」、大空小学校の、
地域や保護者の方を含め、学校全体で、子どもたちの成長を願う取組み、そして、子どもたちの成長の姿に、
参加者の皆さん、熱心に観てくださっていました。

本当は、最後に感想の交換をしようと思っていたのですが、
皆さんの感動している様子に、
最後は静かに会を閉じさせていただきました。

「もっと多くの人に観てもらいたい」など、
いっぱい感想を書いていただきましたので、
後から、この記事に付け加えたいなと思っています。

私は久しぶりに黒板に字を書いて、
教員時代の懐かしさも味わいました。



 

2015年11月22日日曜日

子どもの生と性 ~東海ブロック女性議員ネットワーク会議

東海ブロック女性議員ネットワーク会議で、二つの研修会を行いました。

一つ目は、「<愛知方式>による赤ちゃん縁組の取組み」。
実親さんが育てられない子どもの里親委託に取り組んでみえる柴田さんに、
愛知県における特別養子縁組についてのお話を伺いました。
子どもたちの幸せのための、児童相談センターの大変に細かい配慮と、覚悟が心に残りました。

ちょうど、ドラマ「コウノドリ」第5話で、
中学校2年生の女の子が妊娠、出産の話がありました。
ドラマでは産まれてくる子どものために、「特別養子縁組」を選択します。
色々な意味で、涙なしでは見られないドラマでしたし、
児童養護施設で育つ子どもたちへの支援も考えさせられました。

研修会では、実際の若年者の妊娠等の話を聞き、
また、里親委託された子どもの思春期の課題が語られる中、
まずは妊娠に至るまでのことに取り組むべきだと皆さんがきっと気づかれたであろう流れで、
二つ目の研修では、
「産婦人科医から見た子どもを取り巻く大人の知らない性の現状」について。

「壮絶」という言葉で表現された子どもたちの実態。
普通の子たちは、「知らない」ゆえの、無防備さ。
「ピル」への誤解。
男性目線での、危険なインターネット情報。

性教育がバッシングされた時代がありましたが、
人権教育としての性教育の重要性が示されました。

今回の研修会は、世話人の一人として、携わらせていただきましたが、
参加してくださった皆さんにとって、多くの課題を得る研修会になったと思います。

2015年11月15日日曜日

「無窮洞」から「中冨記念くすり博物館」へ

九州2日目の11月12は、まず「無窮洞」へ。
ここは、佐世保市にある、旧宮村国民学校の「地下教室」だった洞です。

第2次世界大戦中の防空壕・・・との予備知識で行ったのですが、
地下に、きれいに「彫られた」感の教室にビックリ!
教壇や灯火台などが、岩を彫り残して作ってあったのです。
生徒たちが、子ども用の小ぶりなつるはしで岩を掘り、警報時には600人もの生徒が避難した地下教室を作っていました。

佐世保には軍需工場があり、戦争から、子どもたちをなんとか守りたいという大人たちの必死な思いも感じられました。




長崎県のあとは、佐賀県鳥栖市の「中冨記念くすり博物館」へ。

愛知県にも薬草園があること、また現在所属している農林水産関係では、国が医薬福農連携を掲げていることもあり、調査させていただきました。

佐賀県は薬業の盛んな県です。
「田代売薬」の発祥の地として、薬の歴史、各種薬の原料、懐かしい薬売りの行商道具、薬木薬草園、等々が整備され、館長さん方にご丁寧に説明をいただきました。


健康に関する情報提供の拠点としても、ますます存在感が高まるであろう博物館です。












2015年11月12日木曜日

長崎県議会から「変なホテル」へ

11月11日、長崎県議会で、ロボット関連産業創出支援の取組みの調査ののち、
ロボットが受け付けをしている「変なホテル」へ。

「変なホテル」は実際のホテル名です。

愛知県では産業ロボットに力を入れていますが、長崎県でも、産業の実現可能性を調査し、幅広く参入市場を検討しています。
その一つに観光も。
そして、観光のためのホテルに、コミュニケーションロボットを実際に取り入れているのが、ハウステンボスが経営している「変なホテル」。

ローコスト化のため、受け付けから、案内のコンセルジュ、部屋内での案内まで、全てロボットです。
これからの展開が興味深いです。


2015年11月8日日曜日

「軍艦島」等、観光に関する調査へ

11月4日、5日は、文化・スポーツ・観光振興対策特別委員会の県外調査でした。

まず福岡で一般社団法人 九州観光振興機構の方にお話を伺いました。
今、進められている「九州オルレ」は、
韓国で盛んなトレッキングのコースを九州各地に設定したもので、
韓国からの観光客を呼び込んでいます。
九州の自然と文化を楽しみながら、歩く。
韓国の人ならずとも楽しそうです。

私が初めて訪れた長崎では、
今年、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」に続き、
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を二つ目の世界遺産に登録されることを目指しているとのことです。

そして、産業革命遺産に登録された遺跡群の一つ、「軍艦島」として知られる「端島炭鉱」の島に上陸。

海底採炭の基地として、最盛期には学校や娯楽施設もできて、5,000人以上の人が生活していましたが、今は、当時の高層アパートは遺構としての姿になっていました。


産業が大きく発展する時の、歴史の一場面が見られる貴重な経験でした。
文化と観光振興を結びつける意義も感じました。