2012年3月31日土曜日

宮城県へ(その2)

昨日に引き続き、宮城県の報告です。

宮城県では、石巻市、宮城県からの調査とともに、復興支援をしている「RQ」の広瀬さんや南三陸町の方々にお話を伺ってきました。

石巻市役所の災害廃棄物対策課長の村上さんは、まず石巻市の海を見渡せる日和山に連れてってくださり、
廃棄物の山と、それに対比して建物がポツンポツンと残るだけで、平地になってしまった風景で、全体像を説明してくださいました。

その後、廃棄物の現場近くに行くのですが…

途中、匂いがまだまだ大変なところ、
湾岸部は1m地盤が沈んだとのことで、陥没した元道路、
自動車の山、
ソーラーパネルも付いた、建てたばかりだろうと思われる家、
流れてきたプロパンガスの火で火事になってしまった門脇小学校など…
町が、人が、津波でなくなったその後を見させていただきました。

そして廃棄物の一次仮置き場へ。
まだまだ選別作業が進んでいない廃棄物の山もあるのですが、
選別作業をして、木や、コンクリートや、畳や…とそれぞれの山になっているところもあり、
廃棄物を減らしていくためにリサイクルをしたり、可燃物にしていこうとする状況がありました。

ただ、一旦集めた廃棄物が場所をとってしまって次の作業ができないため、トン袋(大きな袋のことです)に廃棄物を入れて場所を変えたりする、効率的ではない作業もあるなど、現場の大変さを少しではありますが感じてきました。

まだまだ報告は続きます。

2012年3月30日金曜日

宮城県へ

被災後2回めの東北へ。

今回は災害ガレキの調査と南三陸町の被災者の方への調査を目的とし、議員団の仲間、安藤としき議員、鈴木純議員、小山たすく議員とで、2日間出かけてきました。

石巻市でうずたかく積まれた廃棄物を見ましたが、内部で発熱して火災が起こるため、本来は5Mまでしか積まい廃棄物を、場所がないために20Mも積み上げなくてはならず、異様な「山」となっていました。

他にもいろいろと実態を垣間見させていただきました。
この年度末に対応して下さった市役所の方、県庁の方、被災者支援センターや被災者の方に感謝を込め、明日以降も報告させていただきます。

ただ出発時には飛行機が1時間15分遅れる、2往復した三陸自動車道は渋滞でお昼やら夕飯やら食べ損ねるなど、1日めは4人、2日めは3人のドタバタ珍道中でした。

2012年3月26日月曜日

柏崎原発停止。稼働原発は国内1基に

これだけ原発が止まってもなんとかなってるんだから、原発は無くしても大丈夫なんじゃない?

いえいえそんなに簡単なことではないんです。

と言うことを、今日の研究会調査で説明を受けてきました。

引退予定だった武豊の火力発電所2号機をなんとか稼働させた永崎所長さんのお話はまさにプロジェクトX、地上の星でした。

しかし、本当に綱渡り感のあるアナログな施設や、アナログな対応状況を見、日本のエネルギー自給率の低さを考えると、最初のような言葉は簡単には言えません。

感情的な発言ではなく、現場の事実によって、方向性が決まるようにしていかなくてはなりません。

さて、団塊の世代の退職による技術の伝承が問題となっていますが、発電所でも技術力が今回の電力不足を補う大きなカギでした。

以下、同行したインターン生の感想です。
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【電気は黒子のような存在である】
この一言がとても印象に残りました。私は日々何も考えず、電気が通っていることを当たり前だと思って生活してきました。
ちょっと立ち止まって、今電気がなくなってしまったら、と考えると、テレビから情報を得ることができず、携帯も使えなくなってしまうのは非常に不便です。
今日の視察のことを心に留め、電気が享受できることに感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいと思いました。
(渡辺紗織)
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今日行ってきたメガソーラーというと、メディアに多く取り上げられているものの、あまり身近ではないのかなと思っていましたが、実際かなり近いところにあることや、あまり発電効率がよくない実態を聞くことができました。また、何気なく使っている電気も、こういった場に携わっているみなさんのおかげで成り立っているものだと改めて感じさせられました。
(石田彰宏)

2012年3月23日金曜日

瀬戸・フェロシルト調査とインターン報告

議会閉会後、地域振興環境建設研究会で瀬戸のフェロシルト撤去にかかわる現場を調査。

埋められていた地域も処分場もなんとも広く高さもある場所。

そして石原産業のフェロシルト撤去のための費用見積もりは600億円超。

改めてフェロシルトや廃棄物の「デカサ」を感じました。

今は水耕栽培とかあるけれど、「土」の有り難さを忘れては、人間もその他の生き物も生きていけないのに、その大切さを忘れがち。

見られなければ、知られなければとならないよう、「見て」いかなければ。

さて以下はインターン生からの報告です。
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今日は議会傍聴に行ってきました。

2月議会最終日ということで、振り返ってみると、定例議会の一通りの流れを全部自分の目で見ることができて、とても嬉しく思います。

これまで議会を見てきて、この愛知県をいい方に動かそう、より良くしようという意思を持った議員のみなさんの仕事を見ることができ、自分も何かしらの意思を持って行動しようと思いました。
(石田彰宏)

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3/19(月)午後、日比議員、稲垣議員、河合議員、錦見議員と、議員方のインターン生とともに、名古屋港の視察に行って参りました。

視察ということもあり、豪華な(!?)船に乗って名古屋港界隈をクルージングしました!
そしてその後は、ポートビルと南極船の見学。

質疑応答では、
●名古屋港の発展に向けて廃業になってしまったイタリア村の跡地をどうするのか
●名古屋港祭りの際にパンクしてしまう公共交通機関が改善されないか
●名古屋港管理組合職員の方はなぜこの職に就いたのか、
等の質疑応答が活発に行われました。
(渡辺紗織)

2012年3月20日火曜日

卒業式

19日は、学校評議員をさせていただいている、地元の御器所小学校の卒業式に。

少し冷えたものの良い天気になり、卒業する子どもたちには明るい陽射しの門出となりました。

一人ひとりが大きな声で夢を語り、みんなで素晴らしい卒業の歌を何曲も歌い、緊張の中にも素敵な思い出となる卒業式になったことと思います。

竹のあのしなやかな強さは、「節」があるから、という生徒指導の先生の話を聞いたことがありますが、この卒業をよい節にして、大きく成長してもらいたいものです。

そして今日は、私の出身の愛知県教員組合の定期大会です。

定期大会をもって退任される役員の方には、今日が一つの卒業式。

組合でのご苦労を糧に、また教育の現場でご活躍されることと思います。
感謝とともに、これからもお元気にお過ごしくださることをお祈りいたします。

愛知の教育は、組合も、校長会も、県教委も、PTAも「子どもたちのために」という同じ方向を向いて取り組んでいるところが、「良さ」となっていると、各方面からお話を伺っています。

この「良さ」が、昨日の卒業式の子どもたちや先生たちの姿にも表出されているんだと思います。

安易な教育現場批判や、教育への権力の介入とならないようにしていかなくてはなりません。

2012年3月17日土曜日

ご協力に感謝!です。

前に一緒の職場にいて、ある意味、苦労(?)をともにした方に、
「ブログ見てくださいね」とお願いしたところ、
しっかり見て下さっているようです。

ありがとうございます!
その効果の程に、思わず笑ってしまいました(^^)
有り難いです。
ご協力に感謝申し上げます。

また、別件のグラウンドゴルフ関係でも、以前も書いたように色々と「やらかし」てしまいましたが、
今日も温かくご指導いただき、感激しています。

「何か」を一緒にするということは、有り難さにつながっていきます。

2012年3月15日木曜日

佐久島 クラインガルテン開園式

西尾の稲垣議員のご紹介で、西尾市になった佐久島のイベントに出席ののち、佐久島を回ってきました。

今年度の佐久島は、地域振興部の「80日間チャレンジ」という、都会に住んでいた3人の若い女性に島の良さを発信してもらう企画が行われ、大きな注目をあびました。

昨年度の春のインターン生は、私たちが選挙前で忙しかったため、自分たちで離島についての課題を設定して佐久島に調査に渡りましたが、
そこから一年でずいぶんと佐久島の注目度が増しました。

今回は、今のインターン生と出かけましたが、インターン卒業生とも一緒に、滞在型農業施設もできた今の佐久島を見られたら良かったとなあと思いながら、とっても風が強かった佐久島を体感してきました。

以下、今回のインターン生の感想です。
去年のインターン生の報告書も一年前のところに載せてありますので、ご覧ください。

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滞在型農業施設であるクラインガルテンの開園式と島内のアートを回りました。
滞在してもらうことで、都会の人と島民の交流をすることから、最終的には定住してもらうことを目標としています。
信号もなく非常にのんびりしていると感じました。、定年後の第二の人生で、農業ライフと宣伝していそうなイメージです。
島のなかにはアートがあり、そのアートも島をイメージしたり、島に溶け込むことをコンセプトにしているそうです。
アートが点在しており、次に何があるのか、非常にわくわくしながら歩くことができました。この観光が続けば良いです。(吉田杏純)
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今日は初めて佐久島に上陸するということで、とてもわくわくしていました。
佐久島は、潮風が気持ちよく、海も澄んでいてとても綺麗で美しく、海産物もとっても美味しい場所でした。

住民の人口減少化とともに高齢化が加速している島だそうですが、農業支援に力を入れる等、積極的に集客に力を入れているとのことで、そういった活動が実を結んで島が活性化すればよいと思いました。この経験を生かして、私自身も積極的に友達を連れて佐久島観光に行って活性化に貢献します!!!(渡部紗織)
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今日佐久島に行って思ったのは、緑も多く、海がきれいだということです。自分たちが行ったところも自然に囲まれてとてもいい雰囲気でした。
まだ今日だけで回りきれていないところもあるので、時間を作ってまた行きたいと思います。(石田彰宏)

2012年3月13日火曜日

地域振興環境委員会(石田彰宏)

今日は地域振興環境委員会を傍聴しました。

今日は環境についての内容のみでしたが、震災がれきのことなどといったよく聞く内容もあれば、絶滅危惧種の保護といったような、あまりメディアに出てこない問題も取り上げられていました。

今日傍聴したことを踏まえ、来月から始まる大学の講義に環境絡みの講義があれば、より深く環境問題について学ぶことができるだろうし、別の視点から問題を見ることができると思うので、受講してみようかなと思いました。

2012年3月11日日曜日

震災から1年

今日は東別院で行われた、愛知ボランティアセンターの東日本大震災復興応援チャリティーイベントに。

私は中高生のスピーチコンテストの審査員として参加しました。
選ばれた7人の発表者のスピーチは、自分というフィルターを通し、伝えたいことがあるんだという若者らしい真っすぐなメッセージでした。

十八成浜からのリレーマラソン、そして追悼式など、震災から一年たった今を改めて考える日となりました。

3月末には、また東北に行こうと考えてます。

2012年3月10日土曜日

通信の一新(渡辺紗織)

谷口ともみ通信・春インターン生号を近隣の住宅の看板にて張り替え作業をしています。

昨日の午前中はあいにくの雨で足下が悪かったため、予定よりも少ない軒数しか回ることができませんでしたが、今回は、桜花学園高校近辺の吹上学区の住宅に設置されている看板3・4枚に張り替え作業を施しました。

近隣にお住まいの方は、新しい通信に是非注目してみてくださいね!今回の通信は、私たちインターン生の調査活動が掲載されております☆彡

これからどんどん張り替え作業を施していきます。地域の皆様、是非楽しみにしていてください(*^-^*)

スクールクラスター(吉田杏純)

3月8日の県議会傍聴の報告です。

質疑応答の中で「スクールクラスター」という言葉を初めて聞きました。

この「スクールクラスター」は、地域内の教育資源である、幼・小・中・高・特別支援学校・特別支援学級・通信指導教室の組合せにより地域内の子供一人一人の教育ニーズに応え、インクルーシブ教育を構築するための方法だそうです。
インクルーシブ教育は障害のない人と共に生活し、共に学ぶ教育のことを指します。
ただ、これに対しては、早期から、障害に応じた教育を行った方が一人一人の能力を伸ばすことができるという考え方もあるそうです。

愛知県では、肢体不自由児の特別支援学校と小中学校との交流や共同学習を進めていくそうです。
これには、地域の学校と交流、共に活動することで、障害者に対する理解が得られ、自立につながるという目的があります。
私も地域コミュニティとのつながりが、大切だと思います。
私達は障害をもつ方のことを知ることで、障害者の方が社会に出ることを後押しできると思いますし、何か困ったことが起きたときにも、手を貸すことができるようになると思っています。

2012年3月7日水曜日

谷口議員質問(渡辺紗織)

3/7(水) 議案質疑
今日は自民党の藤原議員をはじめ、24人の議員による議案質疑がありました。

谷口議員は、健康福祉費の児童家庭費に関する質疑応答を行いました。
虐待された子供を保護する第一段階としての一次保護施設は、名古屋市内には2ヶ所あるものの、名古屋市外では、西三河地方に一ヶ所しかない状況にあります。
また現在、児童福祉士が相談件数に対応できてない状況にあります。
一次保護を委託する児童福祉施設に対して、どのように県は対応するのかという質問に対し、県は受け入れ実績に相当する運営費、人件費を負担し、役割分担を行いながら一次保護施設の役割の強化を行っていく、と答弁しました。

世の中が複雑になればなるほど、それを取り巻く環境も複雑になってしまいます。児童虐待も同じだといえます。子供が暴力に怯えることなく安心して暮らせる社会になればいいな、と思います。

市議会傍聴(吉田杏純)

昨日の名古屋市議会の傍聴についてです。
県議会と市議会とでは、雰囲気が異なり、質問者が発言するとき、また終わったときには議場全体が、拍手をすることが印象的でした。
また、答弁をしたあとにも議員が質問をしていました。

行財政改革についての質問では、事業が終了するものや、事務事業の変更などの外的要因であることが内部管理事務の見直しに内訳されているのはおかしいのではないかというものがありました。
もともと、その年度で終了予定だった事業は含まれるべきではないということなのでしょうか。
事務事業の見直しであると議員は発言していました。
内部管理事業は例えば空調の節電やリース料を見直しをすることと捉えれば、確かに、管理面を見直したのではなく、事業の見直しをして、歳出を削減したというべきだと思いました。

2012年3月6日火曜日

名古屋市議会(石田彰宏)

今日は名古屋市議会を傍聴してきました。

これまで議会は県議会しか見ていなかったので、どう違うのか気になっていました。

実際に傍聴して思ったのは、今日は一般質問だったのですが、何よりも内容がより身近に感じられるということです。

県といってしまうと全体といった感じで、あまり出てこない話があったりしましたが、名古屋市だけに限定すると、メディア等に取り上げられたりすることが多いためか、聞いたことのある話題がよく出てくる感じがしました。

こう考えると、メディア等に取り上げられたり、多くの人に知ってもらう機会があると、政治をより身近に感じられるのかなと思いました。

2012年3月5日月曜日

元校長先生から(吉田杏純&石田彰宏)

インターンも折り返しになり、改めて身を引き締めていきたいたいです。
さて今日は2年前まで、校長先生をやられていた方にお話を伺いました。
来年度から、授業時間が増えることで、どのような影響があるのかを聞きました。
6限の授業の日を増やさなければならないので、会議をする時間が減ってしまうことを懸念されていました。
これまで、生徒の目線でしか考えたことがなかったので、教員目線での、お話を聞くことができ、考え方を増やすことにつなげていきたいです。
また、教員のサービス残業である部活動を地域の学校が連携してできないのかと考えていたので、それについてもお話をしていただきました。
生徒の部活動の選択肢が増やせることや、教員の負担が減ることができるのではないかと思います。(吉田)

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今日は久しぶりの事務作業でした。
小さなことですが、こういったことを積み重ねていくことで自分の力になると思いながらやっています。
それから、かつて校長先生だった方にお話をうかがう機会があり、自分が調べているキャリア教育についてうかがうことができました。
印象に残ったのが、生徒自身がそれによって進路を決められているのか、ということで、キャリア教育をするのはいいが、それがイベントに終わらないようにしないといけないとのことでした。
学校で行われる活動には、何かしらの意味があり、そしてそれが何かしらの形で将来役に立つと自分は考えています。(石田)

議会傍聴(渡辺紗織)

遅くなりましたが、3日間にわたる一般質問の2日目の記録です。

2日目は、堀嵜議員をはじめ佐藤議員までの計7名の議員による一般質問です。

長良川河口堰の開門調査についての議題が印象に残りました。
私が住む市の付近に長良川河口堰があり、とても身近に感じる話題でした。
私自身、普段目にする施設でありながらも、使用用途に関して無知でした。
平成6年に1日19時間も断水が続き、知多の経済は300億の打撃を受けたそうです。
しかしこの河口堰は、渇水に強く、供給の安定性に富み、平成10年には知多の水道水供給にも一役買っているとのことでした。また三重県にある施設で、長良川に馴染みのない知多地域にも、水道水を供給し、知多市民の生活を守っているということを知ることができました。

2012年3月4日日曜日

初☆ともみ杯グラウンドゴルフ大会

雨が、降り始めるのを午前中は我慢してくれ、なんとかグラウンドゴルフの大会を行うことができました。

大正生まれの方も何人も参加して下さって、皆さん本当にお元気�
グラウンドゴルフの賜物でいらっしゃるかと。
素晴らしいデス!

ただ今日は、初めての会ということで色々とやらかしてご迷惑をおかけしました。
にもかかわらず温かい言葉をかけて下さった方や、お手伝いして下さった方、本当にありがとうございました。
また来年も頑張ります。