2011年11月30日水曜日

田峯小学校へ そして11月議会開会

今週月曜日は、奥三河にある設楽町立田峯(だみね)小学校を視察させていただきました。
愛知県内に複式学級があることを、名古屋で教員をしていただけの時は知りませんでした。
しかし、愛知県は広くて、へき地の学校では複式学級があり、
今回訪問した田峯小学校は、1・2年と3・4年と5・6年という3クラスの学校でした。
担任の先生も3人だけです。
算数の授業を見せていただきましたが、一つの黒板を左右に区切って板書されていて、3年生が先生とやり取りしている間は、4年生は練習問題を解いているというように授業が進められていました。
素直に頑張っている子どもたちの姿が印象的でした。
「子どもたちがちゃんとしてくれているので、授業が成り立つ」と先生方が言ってみえましたが、先生も2学年の内容を同時進行で指導しなくてはならないので、大変です。

この田峯小学校は「青い目の人形」と「子ども歌舞伎」の学校です。
少ない児童数でも地域の方が一緒になって子どもたちと地域を盛り上げてみえます。
(田峯小学校のHPをご覧ください)

昨日開会した11月議会では、東三河県庁のための行政組織の改編の議案が提出されています。
今日も東三河県庁や東三河総局の説明を受けましたが、
東三河県庁とは東三河の行政機関の「ネットワーク化」を指し、東三河振興ビジョンを東三河の庁舎で作りますという感じのものでした。

奥三河を含めた東三河の子どもたちと、子どもたちの未来にプラスになる地域振興ができる組織であってほしいと思っています。

2011年11月27日日曜日

イマドキの子どもの効果的なほめ方・叱り方

今日は、はぐ❤ちるプロジェクト第1回教育講演会でした。
ご参加いただいた皆さま、寒い中会場へ足を運んで下さり本当にありがとうございました!!!

第1回の今回は、エスケイケイ代表の麓聡一郎さんを講師にお招きして、
「イマドキの子どもの効果的なほめ方・叱り方」というタイトルで講演いただきました。
エネルギッシュな感情表現の中に、深いメッセージを込めた魅力的なお話でした。

ほめるも叱るも私たち大人の人間性次第ですね。

自分の姿を振り返ると、正直なところ「できるものならやり直したい」と思う場面がいっぱい浮かんできますが、
振り返った後は、前を向いて、これからの自分の姿に活かしていくことができるように努力したいと思います。

今の時代少なくなってきている感情交流、叱ると怒るの違い、信用すること、「正しさ」に気をつける、人間関係銀行、などなどのお話がありました。
キーワードを提示するだけでは伝わりませんが、あの麓さんのお話ぶりを文章で表現しても、なかなか伝わらないと思います。

その場で直接に麓さんの生の感情表現に触れ、うなずいたり笑ったりして感情を交流させたことがお話の理解に通じ、講演自体が「感情交流」の場だったからだと感じています。

叱り方のワースト5にMr.スポックや星一徹、そして水戸黄門まで入ってしまいましたが、具体的な例示も多くあり、そして最後のキーワードは「笑顔」でした。

第1回の教育講演会に麓さんに来ていただけて本当に良かったと思っています。

今日ご参加いただけなかった方で、麓さんの講演内容について「どんなお話だったのかな」とお知りになりたい方は、どうぞ谷口事務所にお問い合わせください。

2011年11月25日金曜日

麓先生の講演会、いよいよ明後日です。

第1回のはぐ❤ちるプロジェクト企画、
麓聡一郎さんをお招きしての教育講演会がいよいよ明後日に迫ってきました。

「はぐ❤ちる」というプロジェクト名はいろいろな方に知恵をいただきながら独自にネーミングしたものです。
子どもたちと育てる方々、両方を主役とした活動をしたいという気持ちを込めています。

今回の講師の麓先生のお話は、4回講演を聞いた方が、4回とも面白かった(役に立つお話だった)と言ってみえました。

麓先生の会社はSKK式のクレペリン検査を行ってみえます。
50年以上にわたる臨床データをもとにされた麓先生のお話を、私も以前、伺ったことがありますが、「そういうことだったのか~」と「目からウロコ」の体験をさせていただきました。

子どもたちのために、ぜひ多くの方に聴いていただきたいと思い、
1回めのプロジェクトながら、広い昭和区役所講堂を借りてスタートします。
皆さま、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
参加無料、14時からです。

2011年11月19日土曜日

文化祭・学芸会・作品展 最終盤 と 初ホルン体験

今日は午前中は中部楽器技術専門学校の文化祭へ、午後は御器所小学校の学芸会にお邪魔してきました。

小中学校の文化祭・学芸会・作品展はいくつか寄らせていただきましたが、今日が最終盤だと思います。

どの学校に伺っても、それぞれの学校の持ち味が感じられて、子どもたちや先生方の頑張りが感じられます。
学芸会での子どもたちの大きな声は、ちゃんと体が使えている感じでいいですね。
御器所小学校の若い先生が、河童のお皿を作るのに「数が多くてお腹が痛くなった」と言ってみえました。小道具や衣装にも拍手です。
作品展は、規模の大きな学校、小さな学校、それぞれ展示の工夫も大変ですが、展示の仕方によって子どもたちの作品の活き活き感につながってきます。

残念ながら行けなかった学校もありましたが、芸術の秋を学校で味わわせていただきました。

さて、午前中は初めて昭和区役所北側の
中部楽器技術専門学校の校舎に入ってきました。
副校長先生が大先輩の先生であったり、うちの事務所にバイトに来てくれる生徒の村上くんがいたりとご縁をいただいて、初めて文化祭訪問です。

全くの楽器音痴というか、リコーダーとハーモニカしか触ったことがないくらいなので、ちょっと抵抗はありましたが、
専門職を目指す方が集まっている学校の文化祭で、何も知らない私にも各体験コーナーで丁寧に教えてもらえて、ちょっと感激でした。

そして一番の体験は、初「ホルン」です。
ちゃんと(?)音が出ました!
ホルンの体験コーナーに引っ張り込んでくれた江川さん、我慢強く親切に教えてくださった浜田さん、ありがとうございました。
唇のふるわせ方で音が出るんですね。
新しい感覚に、もっと練習したくなりました。

全国から学生が集まってきている中部楽器技術専門学校は、昭和区の一つの文化ですね。

2011年11月13日日曜日

天野まさき県議が!

私も県連の選挙対策委員の一人ながら昨日は出席できませんでしたが、
昨日の選対会議、幹事会で次期衆議院愛知6区(春日井市・小牧市・犬山市)の公認候補に天野まさき県議が内定しました。

天野さんは県議団の同期の仲間です。
これまでも「候補になるのは天野さんでは?」という声も聞いていましたが、
昨日の発表にビックリです。

天野さんからは私が分からないことや情報など、色々なことを教えてもらいましたし、
時には悩み相談的なことも聞いてもらっていました。
そして、愛知6区のさまざまな大変さの中でよく頑張ってみえるなぁと感心していましたが、
いよいよご自身が決断されました。

しっかりと応援していきたいと思います。

2011年11月6日日曜日

県外調査 青森編

11月2日~4日は、民主党県議団の同じ委員会のメンバー、安藤議員、稲垣議員とともに青森へ個別の委員会調査に出向きました。

調査の観点は、県営空港、エネルギー施策、自然保護、温暖化防止の四つについてです。

県営の名古屋空港から、昨年就航したフジドリームエアライン(FDA)で空路青森へ。
青森までは75分。
5色ある機体のうち、オレンジ色の可愛い飛行機で快適に青森に着きました。
ただ一日一便しかなく、青森県の方は、なんとか2便に増やし利用客を増やしたいと言ってみえました。
そのために青森のPR活動を愛知県でも行っているという説明を受けましたが、そうした活動に触れた記憶がありません。
実際に利用すると便利さが分かります。
愛知県営空港の振興のためにも、このブログを読んでくださった皆さんが、豊かな自然の青森に愛知県から出向いてくださることをお願いしたいと思います。

県庁では「青森県エネルギー産業振興戦略」についての説明を受けました。
青森県のもつエネルギーのポテンシャルを調査し、それに基づいてエネルギー施策を産業振興にがっちり結びつけようとするプロジェクトが進められていました。
地場の方の力、収入に結び付くよう、愛知県と比較すると部局横断的な施策となっていて、県の職員の方が生き生きとお話くださったことが印象的でした。
部局に縛られた施策より、ダイナミックに考える方がやっぱり面白いでしょうし、県民の方への還元力は強いと思いました。
せっかくのエネルギー施策なら、しっかりと県民の方が儲かるようにもしていかないと。

白神山地ビジターセンターでは、白神山地についての説明、ビジターセンターの概要、青森県の白神山地に対する考え方などを伺ったのち、実際に世界自然遺産にも足を踏み入れてきました。
紅葉は終わりかけて、木々の葉っぱが落ちている分、山の稜線がはっきりと見えて冬前ならではの白神山地を見ることができました。
春の景色、秋の実りなどの説明、実際の山の水のおいしさとともに、縄文時代から近年の前までの人と自然の付き合い方について現地で伺うと説得力があります。
すでに白神山地のように広大な自然林はない愛知県ですが、今ある自然をいかに守っていくのか。
一度壊してしまったら、元には戻せないという館長さんの言葉と、自然林だからと言って全く人が入れないようにするもの違うのではないかという副館長さんの言葉がそれぞれに、人と自然の付き合い方を示してくださいました。

最後は青森市役所で、平成23年3月に策定した地球温暖化対策実行計画についての説明を受けました。
今年はリンゴの出来が良くないそうですが、
地球温暖化によるリンゴ栽培への影響などを示して意識の向上に努めてみえました。
このまま地球温暖化が進むと2060年には、本州でのリンゴ栽培適地は東北の中でも高い山の部分だけとなり、適地は北海道になってしまうことが示されていました。
青森市では、長期目標年の2050年には、80%減の240万tのCO2削減をめざす計画となっています。住民の方に近い分、きめ細かな施策を展開していかれることでしょう。
愛知県も今年度中に「あいち地球温暖化防止戦略」を策定することとなっています。
よい施策を学び合いながら、愛知県の計画も実効性のあるものにしていくことが必要です。

青森県での調査にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
調査したことを自分自身の活動や愛知県の施策に生かせるように取り組みを進めていきます。