まずジブリパークの参考にするための「ムーミン・ワールド」へ。ちょうどムーミンが冬眠に入り、閉園したタイミングでしたが、コンセプトや小さい子どもたち対象の施設としての配慮などを伺いました。
トゥルク市では、新しいタイプとして、ネウボラと保育園、学校が一つの施設として併設されている包括支援センターを設置しました。
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ネウボラとは、妊娠期から一人のネウボラナースがその家族に寄り添っていくシステムです。
児童虐待が決してない訳ではありませんが、あるデータでは、ネウボラができてから虐待は激減しています。
クロスカリキュラムを進めているナンタリ市の小学校も調査に伺いました。
ひとクラスは30人以下。さらにクラスを二つに分けて少人数授業をしていました。意見をもって実験し、事象を確認していく「空気」の授業や、タブレットを活用している授業、ものづくりの伝統を守る技術家庭の授業など、少人数ならではの充実した授業が行われていました。
また、放課時間には、ジブリ作品は子どもたちと共通の話題で楽しんだり、ジャンケン遊んだりして、どの国の子どもも色んなことに興味深々で可愛いなあと思いました。
私としては、子どもの取り組みに関してネウボラや小学校で話を聞くことができたのは、大変に有意義でした。
すぐに同じような充実した環境を作ることはできなくても、考え方を様々な場面で伝えていきたいと考えています。
すぐに同じような充実した環境を作ることはできなくても、考え方を様々な場面で伝えていきたいと考えています。
調査団としても、今回の視察の成果をまとめていきます。