2014年9月13日土曜日

文教委員会県外調査 ~山形&宮城~ その2

文教委員会県外調査報告の続きです。

③宮城県黒川高等学校
組織的にキャリア教育を導入し、目標を明確にして、荒れていた時期からの改革が行われていました。
目標の明確化については、トヨタ自動車が工場を作ったことも一つの契機になったそうです。
高校生が夢をもつという点においても、産業・企業の力は大きいなぁと感じました。
「進路テキスト『未来へ!』」は、とても充実した黒川高校独自の進路指導資料集。
自分が進路指導をしていた時のことを思い出しました。
また、県独自の「発展税」を活用してキャリアアドバイザーが配置され、生徒の進路開拓がされていました。

④山形県議会&山形県教育委員会
少人数学級を進めている山形県の教育に、これまでも関心をもっていました。
山形県では、義務教育段階では30人程度学級が望ましいと、平成13年に知事が少人数学級編成の実施を表明したことから始まり、平成23年には中学校3年生まで全面実施。
成果を出しています。
小学校1,2年生での副担任制(学級規模による)など、
「教育山形『さんさん』プラン」の意義や、きめ細かな制度設計等を知ることができ、
とても大きな意味がありました!


山形は温泉がたくさんあるそうです。
青いりんごがたわわに付いている樹も見られました。
山形・宮城の教育への気持ちとともに、
自然の豊かさも感じた調査となりました。