10月26日~28日、宮崎県と鹿児島県へ、文教委員会県外調査に出向きました。
宮崎県では、まず、「日向市キャリア教育支援センター」へ。
産業界、行政、学校が一緒になって、地元の子たちを育てようと、「よのなか教室」を開催しています。
「先生に現実を、経営者に役割を、そして子供たちに夢を」と、予算もつけての、連携のありようは大いに参考になりました。
宮崎県での二つ目の調査先は、「宮崎大宮高校」でした。
スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業の取り組みを調査させていただきました。
SGHで育む力を「協創力」とし、「多様な人々と協働しながら、創造的な解決方法を提案できる力」を育むことを目的としています。
独りよがりの課題設定にならないよう、課題設定までに、指導の仕方を工夫をし、多くの時間をかけているところに、自分自身の経験から共感しました。
素晴らしい成果が期待されます。
鹿児島県では、
「鹿子島県立楠隼(なんしゅん)中学校・楠隼高等学校」に。
全国初の、公立全寮制の中高一貫教育の男子校です。
全国からの生徒が集まり、少人数学習や寮生活で、さまざまな力を伸ばそうとしてみえます。
特色の一つとしては、JAXAと宇宙航空教育活動についての協定を結び、「シリーズ宇宙学」として好奇心・冒険心・幅広い視野を育む活動を、総合的な学習の時間に行っていることでした。
どうして男子校なのかについては、地域振興の側面も持つなどについて、
翌日の鹿児島県庁でお話を伺いました。
鹿児島県庁では、楠隼中高一貫教育校の設置について経緯等を伺うとともに、「家庭教育支援条例」とその施策内容についても、説明を受けました。
11月上旬は、北米に調査に出させていただき、文教委員会の報告が遅くなりました。
北米調査につきまして、後日改めて報告させていただきますが、
大統領選挙投開票を間近に控え、調査内容と関連して、結果がとても気になっています。