地方自治体議員のフォーラムで、「分断社会ニッポン」に警鐘を鳴らしてみえる、井手英策先生の講演を聴くことができました。
講演のタイトルは、
『尊厳ある生活保障へ 「頼り合える社会」の構想』です。
印象に残ったことは・・・
世帯収入は、20年前から、2割減。非正規雇用が増え、300万円以下の世帯が34%に。
また、自己責任論が幅をきかせ、貯蓄ができないと人間らしく生きることができない状況になってきている。
しかし、今の日本では、中間層の税負担が重く、しかも将来不安を小さくしていくような公的なサポートはないため、痛税感は、こうした中間層が多く感じている。
税負担において、痛みを喜びも分かち合え、堂々と必要なサービスが受けられる社会にするのが、本来の財政の姿である。
増税しても、全員に同じように再配分すれば、格差をなくし、将来不安も減少する。、
困っている時に助けてもらえれば、困っている人を助けてあげようという好循環になる。
頼り合える社会の構築を!
と、十分ではありませんが、
私なりにポイントととしてメモしたことを記載しました。
とてもパワフルな井手先生の講演でした。
そして、とても重い宿題もいただきました。